「劇場版 呪術廻戦0」京都ロケ地・聖地巡礼ガイド|京都タワー・伏見稲荷・八坂の塔を徹底解説

KYOTREAT編集部

2021年12月に公開されたアニメ映画「劇場版 呪術廻戦0」。
物語の主な舞台は東京ですが、劇中には京都のランドマークもいくつか登場し、多くのファンが「聖地巡礼」に訪れています。

本記事では、作品の簡単な紹介とあわせて、劇中に登場する京都の実在スポットを、歴史・拝観料・営業時間・アクセスなど訪問前に知っておきたい最新情報とともにご紹介します。

目次

■「劇場版 呪術廻戦0」とはどんな作品?

■京都の聖地巡礼スポット一覧

  1. ニデック京都タワー
  2. 京都駅ビル
  3. 八坂の塔(法観寺)
  4. 伏見稲荷大社
  5. 花見小路通

■聖地巡礼を楽しむときの注意点

■まとめ

■「劇場版 呪術廻戦0」とはどんな作品?

「呪術廻戦」は、芥見下々さんによる漫画作品で、2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、2020年にテレビアニメ化、2021年12月に劇場版が公開されました。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを祓う呪術師たちの戦いを描いた物語です。

劇場版で描かれるのは、単行本の前日譚にあたる「呪術廻戦0」の物語。
幼なじみを亡くした過去を持つ乙骨憂太が、最強の呪術師・五条悟に導かれて呪術高等専門学校に入学し、同級生たちと出会いながら成長していく姿を軸に、かつて高専を追放された呪詛師・夏油傑が企てる大規模な事件へと物語が展開していきます。

作中では、新宿と並んで京都が事件の舞台の一つとなり、京都タワーや伏見稲荷大社、祇園の街並みなど、実在する京都の名所がいくつも背景として描かれています。

■京都の聖地巡礼スポット一覧

1. ニデック京都タワー

写真:写真AC

京都駅前にそびえる京都のランドマークで、劇中の京都パートで象徴的に登場するスポットです。
「名探偵コナン」「響け!ユーフォニアム」「けいおん!」など、数多くのアニメ・映画のロケ地としても知られています。

1964年に竣工した京都タワーは、鉄骨を一切使わずに円筒形の鋼板をつなぎ合わせて建てられた、日本で初めての建築様式を採用した塔です。「海のない京都の街を照らす灯台」をモチーフに設計され、高さは地上131mと京都市内で最も高い建造物です。展望室からは清水寺や東寺、比叡山まで360度のパノラマビューを楽しめます。

なお、命名権(ネーミングライツ)契約により、現在の正式名称は「ニデック京都タワー」となっています。

基本情報

  • 住所:京都府京都市下京区東塩小路町721-1
  • 電話:075-361-3215
  • 展望室営業時間:10:00〜21:00(最終入場20:30/特定日は変更あり)
  • 展望室入場料:大人900円・高校生700円・小中学生600円・幼児(3歳以上)200円(2026年10月改定予定。最新料金は公式サイトで要確認)
  • アクセス:JR「京都駅」中央口より徒歩約2分
  • 公式サイト:https://www.kyoto-tower.jp/

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2. 京都駅ビル

写真:写真AC

劇中の回想シーンで背景として登場する、京都の玄関口です。1877年に初代京都駅が開業して以来140年以上にわたり街とともに発展してきた場所で、駅施設のほか、ホテル、商業施設、文化施設、飲食店などが集まる複合施設になっています。

特に有名なのが1階から屋上まで続く大階段で、季節ごとに異なるイルミネーションで彩られます。「けいおん!」「響け!ユーフォニアム」など、他の人気アニメの聖地としても知られるエリアです。

基本情報

3. 八坂の塔(法観寺)

写真:写真AC

東山エリアのシンボルとして知られる五重塔で、劇中でも祇園界隈のシーンに印象的に登場します。「名探偵コナン から紅の恋歌」など、他の作品のロケ地としても頻繁に使われる、京都らしい風景の代表格です。

正式名称は「霊応山 法観禅寺」で、臨済宗建仁寺派の寺院。寺伝によれば崇峻天皇5年(592年)に聖徳太子が創建したと伝えられ、現在の五重塔は室町幕府6代将軍・足利義教により永享12年(1440年)に再建されたものです。応仁の乱でほかの伽藍はすべて焼失しましたが、この塔だけが焼け残り、今日まで東山の風景を見守り続けています。
塔の初層内陣と2層目までは、実際に内部を拝観することも可能です。

基本情報

※内部の階段が非常に急なため、歩きやすい靴での拝観がおすすめです。
※写真撮影は外観・境内のみ可、内部(御本尊)の撮影は禁止されています。

  • 住所:京都府京都市東山区清水八坂上町388
  • 電話:075-551-2417
  • 拝観時間:10:00〜16:00(不定休あり)
  • 拝観料:中学生以上400円(小学生以下は拝観不可、急な階段のため)
  • アクセス:市バス「東山安井」または「清水道」下車、徒歩約5分

4. 伏見稲荷大社

写真:写真AC

京都でも屈指の人気を誇る観光地で、劇中では特級呪術師・五条悟が呪術界上層部と対峙する場面の背景として登場します。無数の朱色の鳥居が連なる「千本鳥居」は、国内外を問わず多くの映画・アニメ・ドラマのロケ地に使われる、京都を象徴する光景の一つです。

創建は和銅4年(711年)と伝えられ、渡来系氏族・秦氏の一族が稲荷山に稲荷大神を祀ったのが始まりとされます。全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮で、商売繁盛・五穀豊穣・家内安全などのご利益で知られ、1300年以上の歴史を誇ります。

境内は稲荷山全体が神域となっており、参拝は無料・終日自由です。楼門から本殿を経て千本鳥居の入り口まで往復するだけなら30〜40分程度、鳥居をくぐり抜けた先の「奥社奉拝所」まで進んでも1時間程度が目安です。標高233mの稲荷山山頂までの「お山めぐり」に挑戦する場合は、往復2〜2時間半ほど見ておくとよいでしょう。

基本情報

  • 住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
  • 電話:075-641-7331
  • 参拝時間:終日自由(授与所・御朱印は基本的に日中の対応)
  • 拝観料:無料
  • アクセス:JR奈良線「稲荷駅」から徒歩すぐ、または京阪本線「伏見稲荷駅」から徒歩約5分
  • 公式サイト:https://inari.jp/

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5. 花見小路通

写真:写真AC

祇園を南北に貫くメインストリートで、劇中の京都百鬼夜行のシーンで背景に描かれる祇園らしい街並みのモデルとされています。石畳と紅殻格子の町家が並ぶ通りには、お茶屋や料理店、隠れ家的なバーなどが軒を連ね、京都情緒あふれる景観が広がります。

北は三条通から建仁寺まで、南北約1kmにわたって続く通りで、明治初期に成立した後、1949年に道幅が拡張されました。2001年には電線の地中化と石畳の再整備が行われ、現在の落ち着いた景観が完成しています。この一帯は「祇園甲部」と呼ばれる花街の中心地でもあり、タイミングが合えば舞妓さんや芸妓さんの姿を見かけることもあります。

基本情報

※花街エリアのため、私道への立ち入りや無断撮影・付きまといなどのマナー違反はトラブルの原因になります。舞妓さん・芸妓さんへの撮影は必ず一声かけるか控えましょう(京都市では迷惑行為への罰則も設けられています)。

  • 住所:京都府京都市東山区祇園町南側
  • アクセス:京都市バス「祇園」下車、徒歩約5分/京阪本線「祇園四条」駅から徒歩約5分

■聖地巡礼を楽しむときの注意点

いずれのスポットも実際の観光地・宗教施設であり、多くの参拝者・観光客が訪れる場所です。聖地巡礼を楽しむ際は、次の点に気をつけましょう。

  • 寺社では通常の参拝マナー(大声で騒がない、境内での飲食を控えるなど)を守る
  • 内部撮影が禁止されているエリアでは指示に従う
  • 花見小路など生活・営業エリアでは、住民や店舗への配慮を忘れない
  • 拝観料・営業時間は変更されることがあるため、訪問前に必ず各施設の公式サイトで最新情報を確認する

■まとめ

「劇場版 呪術廻戦0」に登場する京都のロケ地は、いずれも京都観光の定番スポットでもあります。
京都タワーや京都駅ビルで旅をスタートし、伏見稲荷大社の千本鳥居、東山の八坂の塔、祇園の花見小路通と巡れば、作品の世界観を感じながら王道の京都観光も同時に楽しめます。

聖地巡礼と合わせて、ぜひ京都の歴史や街並みそのものも味わってみてください。

※本記事の料金・営業時間等の情報は執筆時点のものです。訪問前には各公式サイトで最新情報をご確認ください。