TVアニメ「鬼灯の冷徹」は、第弐期その弐として2018年4月7日より放送されたアニメ。
2023年8月31日までは、北九州市漫画ミュージアムで漫画原稿やカラー原画を中心に約190点を展示されるイベントも行われており、衰えることを知らない人気があります。
「鬼灯の冷徹」は「モーニング」(講談社刊)で2011年から連載された江口夏実氏による漫画作品です。
単行本の累計発行部数が1480万部を突破しており、テレビアニメ化もされ、絶大な人気が今でも続いています。
「鬼灯の冷徹」では、地獄が舞台になっていて、閻魔大王第一補佐官の“鬼灯”が個性豊かな登場人物らと繰り広げる楽しい地獄の日常物語が繰り広げられます。
そんな「鬼灯の冷徹」は、あの世での話が中心になっていますが、現世にも訪れた場所がいくつかあり、その中で京都もいくつか登場するのです。
そこで今回の記事では、「鬼灯の冷徹」で登場する京都の聖地を一覧でまとめたいと思います。
■鬼灯の冷徹のあらすじは?
地獄を舞台に閻魔大王第一補佐官の鬼灯と、個性豊かな登場人物たちの繰り広げる楽しい地獄の日常ストーリー。
ここでは、まず「鬼灯の冷徹」のあらすじを見ていきましょう。
○公式ホームページより公開されたあらすじ
閻魔殿の書類棚を整理していた唐瓜と茄子。
うっかり落としてしまった大そう古い巻物には、十王の名前と、代々の第一補佐官達の名前が書かれていた。
閻魔大王の第一補佐官は鬼灯。しかし、そこには二代目と書かれている。
鬼灯が初代補佐官と思っていた唐瓜達は驚くものの、鬼灯の生い立ちのほうが気になってくる。
鬼灯に子供の頃はあったのか?補佐官になったのはいつなのか?今、鬼灯の秘密に迫る!
■「鬼灯の冷徹」登場する主要人物
「鬼灯の冷徹」には様々な登場人物がいます。
その中でも特に主要と言える人物をまとめてご紹介したいと思います。
○鬼灯
まずご紹介するのが、「鬼灯の冷徹」の主人公である鬼神の、(ほおずき)。
低い声が印象的ですが、声優は安元洋貴さんです。
名前に関しては閻魔大王が名付けており、人間のときに呼ばれていた召使いの意味がある「丁」に鬼火を合体させて鬼灯と名付けられました。
鬼神は、閻魔大王の第一補佐官を務めており非常に有能で閻魔大王も引くほどの厳しさを持つ拷問中毒者。
デスクワークや拷問など様々な仕事にスキルのある人事トップで、鬼の中では一番地位が高く尊敬されている存在です。
○閻魔大王
地獄と言えば、閻魔大王様ですよね。
声優は、長嶝高士さんです。
閻魔大王と聞けば大柄で怖いイメージがありますが、「鬼灯の冷徹」ではおおらかな性格で少し抜けたところもあるキャラクター。
鬼灯の容赦ない一撃に耐えうる強さも地獄一であり、仕事をサボろうとしては制裁を喰らっています。
○ 唐瓜
茶色の着物を纏ったツリ目で二本角の「唐瓜(からうり)」。
声優は、柿原徹也さんです。
マイペースで幼馴染の茄子と一緒にいることが多く、新人獄卒でしっかり者の優等生タイプ。
140cmと小柄で、小鬼という種類の鬼に分類されます。
○茄子
同僚でもある唐瓜にフォローされることもしばしばある、茄子。
声優は、青山桐子さんです。
フワフワしたヘアスタイルが印象的で、おっとりした性格です。
うっかりミスをしてしまったときには唐瓜に助けてもらうのでした。
○桃太郎ブラザーズ
犬のシロ、猿の柿助、キジのルリオからなる桃太郎ブラザーズ。
シロの声優は、小林由美子さん。
元桃太郎にお供していた犬で、鬼灯様が大好きです。
見ていてほっこりしてしまうキャラクターが、たまりません。
そして、柿助の声優は後藤ヒロキさん。
こちらも、元桃太郎にお供していた猿で、600年前のサルカニ合戦でカニの家族らから怒られて反省しつつもトラウマになっている猿です。
ルリオの声優は、松山鷹志さん。
元桃太郎のお供のキジで、大きな鳥という印象しかありませんが声の良さにも注目です。
■鬼灯の冷徹の京都・聖地巡礼1.「六道珍皇寺」
○概要
アニメ「鬼灯の冷徹」で、聖地巡礼で人気の場所が「六道珍皇寺」です。
六道珍皇寺と言えば、「鬼灯の冷徹」の閻魔大王や小野篁にゆかりのある場所。
平安時代に朝廷の役人として務めていた小野篁は、井戸を使ってあの世とこの世を行き来していたという言い伝えがあります。
普段は優秀な役人として朝廷で働きますが、夜になると冥界の閻魔庁で冥官として働いていたんだとか…。
小野篁は、亡くなった母親の魂へと会いにいくためにあの世とこの世を行き来していたそうです。
ちなみに小野篁冥土通いの井戸は、実際に見ることができます。
小野篁が祀られていますので、是非参拝してみてください。
○「六道珍皇寺」について詳しく解説
地元では「六道さん」という名前で親しまれる「六道珍皇寺」。
この六道というのは仏教の説く地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上界の六道輪廻の6つの世界のことを表しています。
「六道珍皇寺」は、京都市東山区小松町にある臨済宗建仁寺派の寺院で、承和3年(836年)に建てられました。
空海の師匠である慶俊僧都が建てたと言われており、六道珍皇寺には木造薬師如来坐像の重要文化財などがあります。
また「鬼灯の冷徹」で有名な小野篁があの世とこの世を行き来したと言われる井戸が有名です。
○住所
京都府京都市東山区 大和大路通四条下る四丁目小松町595
○電話番号
075-561-4129
○アクセス方法
市バス「清水道」下車より徒歩5分程度
○公式ホームページ
■鬼灯の冷徹の京都・聖地巡礼2.「清凉寺(せいりょうじ)」
○概要
京都府京都市右京区にある「清凉寺」。
「鬼灯の冷徹」の小野篁にゆかりのある地です。
小野篁は冥土通いの井戸として六道珍皇寺で関係しているイメージですが、その冥界から帰ってくる「七つの井戸」は嵯峨にある「福正寺」にありました。
ここは昭和35年に見つけられましたが、明治時代になって福正寺は廃寺となってしまったために、いまは埋め立てられています。
そして正福寺は1880年に、清凉寺の境内の嵯峨薬師寺へと合併されました。
現在、清凉寺境内には「生の六道」の石碑が建てられています。
また嵯峨薬師寺には、生六道地蔵尊や小野篁像もありますが、通常は非公開のようです。
○「清凉寺」について詳しく解説
清凉寺は、 開基は奝然(ちょうねん)で、開山はその弟子である盛算(じょうさん)です。
ご本尊はお釈迦様であり、嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)とも言われています。
仏像は奈良東大寺の僧であった奝然が宋より持ち帰ったもので、インド西域地方の影響を受けた特徴になっています。
清凉寺は、京都府指定文化財の仁王門や京都府指定文化財になっている本堂、大方丈と庭園、狂言堂、阿弥陀堂などが見どころです。
○住所
京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
○電話番号
075-861-0343
○アクセス方法
嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車より徒歩15分程度
○公式ホームページ
■鬼灯の冷徹の京都・聖地巡礼3.「貴船神社」
○概要
「鬼灯の冷徹」の聖地巡礼で知っておきたいのが、「貴船神社」です。
「貴船神社」は、磐長姫のニャラにゆかりのある場所。
「鬼灯の冷徹」で登場する磐長姫は、山神ファミリーでツートップ。
妹のサクヤ姫と共にニニギに嫁入りしたものの、醜いからと送り返されてしまいました。
そこからは、サクヤ姫を恨み、美人嫌いなんだとか。
女性として扱ってくれる鬼灯だけには、惚れていて猛アタック中です。
そんな、磐長姫命(いわながひめのみこと)は貴船神社の本宮と奥宮の真ん中に位置している「結社(ゆいのやしろ)」に祀られています。
磐長姫命は、古くから恋を祈る神として信仰されていたんだとか。
そのため夫婦仲に悩まされていた和泉式部が、ここでご利益を受けて円満になったとも言われています。
それにより、「恋を祈る社」として今でも人気があります。
○「貴船神社」について詳しく解説
京都市左京区にある貴船神社。
ここは、全国に約数千社ある貴船神社の総本社となっており、縁結びだけでなくパワースポットとしても人気です。
ご利益は、運氣隆昌や縁結び、諸願成就など。
水の神様であるご祭神のタカオカミノカミとクラオカミノカミは、降雨や止雨を司ります。
春の桜や新緑、青もみじ、紅葉、雪景色など四季折々の景色が一年中魅力です。
○住所
京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
○電話番号
075-741-2016
○アクセス方法
叡山電鉄「貴船口駅」より徒歩30分程度
○公式ホームページ
■鬼灯の冷徹の京都・聖地巡礼4.「鞍馬寺」
○概要
「鬼灯の冷徹」に出てくる源義経。
非常に美少年なのですが、彼を鞍馬山で鍛えて育てたとされる大天狗が地獄へと召喚し、烏天狗警察の警察官として抜擢されました。
小柄な少年ですが、鞍馬山でたくさんの修行をしていたと言い伝えられています。
源義経の過ごした鞍馬寺も聖地となっています。
○「鞍馬寺」について詳しく解説
京都市左京区にある総本山「鞍馬寺」。
鞍馬寺は、源義経(牛若丸)が育ったと言われており、千二百余年の歴史のある天狗伝説の残るパワースポットです。
背比石や木の根道、息つぎの水なども源義経ゆかりの遺跡があり、毘沙門天や千手観音、護法魔王尊の三尊も祀られていることで有名。
また宇宙エネルギーが集まると言われる「金剛床」もパワースポットとして有名で、願い事を叶えたい人に人気のスポットとなっています。
○住所
京都府京都市左京区鞍馬本町1074
○電話番号
075-741-2003
○アクセス方法
叡山電鉄「鞍馬駅」下車より徒歩30分程度
○公式ホームページ
○関連記事
https://kyotreat.jp/post-1817/
■鬼灯の冷徹の京都・聖地巡礼5.「引接寺」
○概要
小野篁は閻魔様の補佐役であったそうですが、そのあの世とこの世の境界を知りたいときに立ち寄りたいのが「引接寺」です。
ここは、京都市上京区閻魔前町にある「千本ゑんま堂」と呼ばれる場所。
あの世とこの世の間にいる閻魔法王をご本尊としているお寺で、「鬼灯の冷徹」の聖地となっています。
本殿に行くと、閻魔像を見ることができます。
閻魔法王のおみくじもあるので、是非立ち寄ってみてください。
○「引接寺」について詳しく解説
高野山真言宗の寺院で、閻魔法王をご本尊にする「引接寺」。
1017年頃の創建です。
重要文化財の十重石塔や、市指定無形民俗文化財の千本えんま堂狂言、市指定有形文化財の梵鐘などが見どころです。
○住所
京都府京都市上京区閻魔前町34
○電話番号
075-462-3332
○アクセス方法
市バス「千本鞍馬口」下車より徒歩2分程度
○公式ホームページ
https://yenmado.blogspot.com/?m=1
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「鬼灯の冷徹」で登場する京都の聖地を一覧でまとめました。
京都には、閻魔大王や小野篁などのゆかりの地が数多くあります。
是非、地獄の日常物語の一部で登場する京都の聖地を巡ってみてくださいね。
