京都観光でハズさない!宇治周辺エリアのおすすめスポット6選

KYOTREAT編集部

京都へやって来たら、観光地として立ち寄りたいのが「宇治市」。
宇治市は京都の南にあり、平等院鳳凰堂をはじめ日本最古の神社と言われる宇治上神社など数多くの寺社仏閣があります。

では、宇治の観光へやって来た際のオススメスポットはどのような場所があるのでしょうか。
今回は京都府宇治市のオススメ観光地をご紹介したいと思います。

目次

■1.正寿院

■2.三室戸寺

■3.宇治上神社

■4.宇治橋

■5.宇治神社

■6.源氏物語ミュージアム

■まとめ

■1.正寿院

写真 https://co-trip.jp/article/amp/230977/

毎年7〜9月に約2000個の風鈴が音色を奏でる風鈴まつりが人気の「正寿院」。
高野山真言宗慈眼山「正寿院」は、717年に医王教寺の塔頭寺院として建てられました。
不動冥王坐像は鎌倉時代初期の快慶の作で、国の重要文化財にも指定されています。
そんな正寿院は風鈴祭りが有名で「風鈴寺」とも呼ばれますが、それ以外にも近頃若い世代の観光地としても人気の理由があります。
それは、猪目窓と呼ばれるハート型の窓。窓からは京都らしい風景が見ることができたり、映し出される影がなんとも素敵だったりと若い女性やカップルから注目を集めています。
他にも天井には160枚にもなる花と日本をテーマにした天井画があるなど、見どころ満載です。

施設名:正寿院
住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
アクセス:奥山田バス停より徒歩10分

HP:http://shoujuin.boo.jp/

■2.三室戸寺

写真 https://tabi-mag.jp/ky0333/amp/

宝亀元年(770年)に建てられた「三室戸寺」。
寺の奥の岩淵から出現したという伝説がある千手観音菩薩を本尊として祀られています。
他にも宝蔵庫には阿弥陀三尊像などといった重要文化財も安置されています。

そんな三室戸寺は「花の寺」「あじさい寺」という別名を持ち、季節の花々が美しいと有名です。
紫陽花の季節になるとピンクや青、ムラサキといった色鮮やかな紫陽花が50種、なんと1万株も咲き誇ります。
春には2万株になるツツジ、秋は紅葉の名所としても有名なので、花や自然に触れたい方は三室戸寺がオススメです。

施設名:三室戸寺
住所:京都府宇治市菟道滋賀谷21
アクセス:京阪宇治線三室戸駅より徒歩15分程度

HP:https://www.mimurotoji.com/

■3.宇治上神社

写真 https://mdai.jp/photo/2012ujigami_jinja.html

国宝である本殿は平安時代に作られ、現存する神社建築では日本最古だと言われています。
宇治上神社は菟道稚郎子と応神天皇、仁徳天皇を祀る神社で平等院の鎮守社として長く崇拝されています。
正式名称は「宇治離宮明神」で、明治維新のあとに宇治上神社と宇治神社へ分かれたんだとか。

宇治上神社は学業成就や合格祈願で参拝する人も多い神社で、見どころは国宝となっている拝殿。
鎌倉時代前期に建てられたという言い伝えがあり、その建築様式はなんとも美しいです。
屋根の建築方法は縋破風と呼ばれるもので、実際に見てみると圧巻させられるでしょう。

また宇治上神社は季節ごとに限定の御朱印があり、どれも人気があります。

施設名:宇治上神社
住所:京都府宇治市宇治山田59
アクセス:京阪宇治線宇治駅より徒歩10分程度

HP:https://ujikamijinja.amebaownd.com/

■4.宇治橋

写真 https://travel.ujicci.or.jp/app/public/shop/index/59

宇治と言えばこの「宇治橋」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
宇治橋は大化2(646年)の飛鳥時代に奈良の元興寺の僧侶、道登によって架けられた、日本最古の橋。
ここは滋賀県の瀬田の唐橋、乙訓郡大山崎の山崎橋と共に日本三古橋と数えられています。
これまでにも合戦や台風、洪水などによって破損してきたものの1996年に改修され、現在の景観も非常に素晴らしいです。
源氏物語にも登場することから、橋のたもとでは紫式部の像を見ることもできますよ。

施設名:宇治橋
住所:京都府宇治市宇治
アクセス:京阪宇治線宇治駅から徒歩すぐ

HP:https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/3/7508.html

■5.宇治神社

写真 https://www.360navi.com/27kyoto/11uji/03ujij/

宇治川沿いにある「宇治神社」は平安時代に建てられ、毎年5月8日に離宮祭が行われます。
本殿は国の重要文化財に指定されており、応神天皇の皇子である菟道稚郎子命を祀っています。
菟道稚郎子命は、小さいときから聡明で学問の道を究め、文京の始祖として学業や受験においての合格の神様として崇拝されています。

また菟道稚郎子命が宇治に来たときにうさぎが道案内をしたということや、うさぎが群れで通ったなどという言い伝えが由来で、菟道=宇治と名付けられたそうです。

宇治神社の境内には「みかえり兎」と呼ばれる兎があります。
後ろ振り向いたポーズをしている理由は菟道稚郎子命が河内から宇治へ来たときに道に迷ったところ、振り返りながらうさぎが道案内したから。
それにより、うさぎが神様の使いとされているのです。おみくじや御守もうさぎモチーフになっており、その可愛らしさも見どころと言えるでしょう。

施設名:宇治神社
住所:京都府宇治市宇治山田1
アクセス:京阪宇治線宇治駅から徒歩10分

HP:http://uji-jinja.com/index.html

■6.源氏物語ミュージアム

写真 https://www.kyotoside.jp/entry/20210313

最後にご紹介するのが、宇治へ観光に来たら必ず訪れたい「宇治市源氏物語ミュージアム」。
1998年に開館したこちらは、平安時代中期の作家である紫式部の長編小説「源氏物語」に関する資料が展示されています。

館内では源氏物語の貴族の生活を模型とオリジナル映画で紹介する「平安の間」や、第三部「宇治十帖」をテーマにした「宇治の間」などがあるほか、平安時代の貴族の調度品や装束のレプリカや実物大の牛舎など様々な世界を再現しており、光源氏の世界にどっぷりと浸ることができるでしょう。
源氏物語のグッズ販売などもあるので、平安文化の歴史を学びつつ思い出にも残ること間違いなしです。

施設名:源氏物語ミュージアム
住所:京都府宇治市宇治東内45-26
アクセス:京阪宇治線宇治駅より徒歩8分程度

HP:https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/33/

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は宇治にあるオススメ観光地の見どころや情報についてご紹介させて頂きました。
是非、観光地に迷った際は参考にしてみてくださいね。