京都に来たなら、自分へのご褒美や大切な人との時間に、特別な一皿を味わいたいもの。京都には、地元の食通や食べログ・グルメブロガーの間で評判が広がり、常に予約が取りにくい人気店が数多く存在します。
この記事では、京都在住スタッフが実際の営業情報を確認しながら、予約必須の名店を5軒厳選してご紹介します。いずれも訪問前の事前予約が前提となるお店ですので、営業時間・予約方法とあわせてチェックしてから足を運んでみてください。
目次
■京 上賀茂 御料理秋山
■料理屋 うしのほね 本店
■余志屋
■万里小路 中村屋(助六寿司専門店)
■枝魯枝魯ひとしな
■まとめ
■京 上賀茂 御料理秋山
上賀茂の閑静な住宅街に佇む「京 上賀茂 御料理秋山」。
昭和11年にこの地に移築されたという築約80年の古民家を改装し、囲炉裏やおくどさん(かまど)を配したノスタルジックな空間の中で、贅沢な懐石料理をいただけます。
腕を振るうのは、名店「京都吉兆」「花吉兆」で13年間修業を積んだ店主・秋山直浩さん。
カウンター越しに「お客様と顔を合わせ、会話をしながら料理をしたい」という思いから、2006年に独立・開業しました。北区・鷹峯周辺の京野菜と明石産の魚をメインに、素材の組み合わせや出汁使いに独自のセンスが光る料理を提供しています。土鍋で炊き上げる白ご飯や、スペシャリテの黒米のお粥、食後に囲炉裏端でいただくお薄(抹茶)まで、一期一会の茶の心を大切にしたもてなしが評判です。
全国屈指の「予約の取れない店」として知られており、予約は完全予約制。電話予約は、予約したい月の前月1日10時から受付が開始されます(例:12月分の予約は11月1日から)。1日が定休日にあたる場合は、翌営業日が受付日となります。夜の懐石はとりわけ予約が難しいとされる一方、昼席や1名利用は比較的空きが出やすいとの情報もあり、キャンセル待ちで直前に席が取れることもあるようです。
〇京 上賀茂 御料理秋山
住所:京都府京都市北区上賀茂岡本町58
電話:075-711-5136(完全予約制)
営業時間:12:00〜14:30、18:00〜22:00
定休日:水曜日、月末の木曜日
予算目安:昼6,000〜7,999円、夜15,000〜19,999円
アクセス:京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」から徒歩約15分
※予約方法・料金は変更される場合があるため、事前に電話でのご確認をおすすめします。
■料理屋 うしのほね 本店
三条駅・先斗町エリアにある「料理屋 うしのほね 本店」は、自家製豆腐や名物の濃厚ビーフシチューなど、創業以来変わらぬ人気メニューを味わえる和食居酒屋です。和モダンな店内からは鴨川を望むことができ、お座敷席でゆったりと食事を楽しめます。
日本酒やワインの取り扱いも豊富で、貝と海老の湯葉あんかけなどの京風のひと品から、名物のうしのほねシチューまで、幅広いメニューが揃います。特に夏季は鴨川沿いの「納涼床(のうりょうゆか)」が営業し、京都の夏の風物詩を眺めながら食事ができる特別な体験も可能です(納涼床の営業期間は季節限定のため、事前確認をおすすめします)。人気店のため、特に週末や納涼床シーズンは事前予約がおすすめです。
〇料理屋 うしのほね 本店
住所:京都府京都市中京区先斗町三条下ル若松町137-12
電話:075-212-1023
営業時間:12:00~13:00ラストオーダー、17:00~23:30
定休日:不定休
アクセス:京阪本線「三条駅」から徒歩約5分、京都市営地下鉄東西線「三条京阪駅」から徒歩約5分
HP:https://www.ushinohone.com/
※営業時間は季節・曜日により変動するため、訪問前の確認をおすすめします。
■余志屋
先斗町の細い路地をさらに奥へ進んだ先にある「余志屋(よしや)」。
昭和35年(1960年)の創業から60年以上続く、正統派の割烹料理店です。二代目主人・川那辺行繁さんが腕を振るい、釜飯や一品料理を中心に、山海の幸や京都の旬の食材を使った料理をおまかせ・一品・コースでいただけます。茄子の胡麻和え、お造り、西京焼き、鴨ロース、生麩の入った野菜あんかけなど、どれもシンプルながら心にじんわりと染みる味わいが評判です。
隠れ家的な立地のため、Googleマップだけでは辿り着きにくいこともありますが、それも含めて先斗町らしい風情として楽しめるお店です。予約は電話での受付となります。
〇余志屋
住所:京都府京都市中京区先斗町通三条下る材木町188
電話:075-221-5115
営業時間:17:00〜23:00(L.O. 22:30)
定休日:月曜日(不定休あり)
アクセス:京阪本線「三条駅」から徒歩約5分、阪急京都線「河原町駅」から徒歩約10分
■万里小路 中村屋(助六寿司専門店)
京都市左京区、出町柳・百万遍エリアの静かな路地にひっそりと佇む「万里小路 中村屋(まりこうじ なかむらや)」。伏見稲荷大社の社務所御用達としても知られる、持ち帰り専門の助六寿司店です。
酢や醤油には京都地産の調味料を使い、生ものは一切使わず精進のみで仕上げた稲荷寿司・新香巻き・胡瓜巻きが看板商品。小ぶりに握られた稲荷寿司は、ほんのりとした甘さと控えめな酢加減が特徴で、幅広い世代に親しまれています。店頭でのお持ち帰りだけでなく、寺社や花街、古典芸能の世界での「お部屋見舞い」としても長く愛用されてきました。看板が目立たず、一見すると普通の民家のような外観のため、初めて訪れる際は住所をしっかり確認しておくと安心です。
ご注文は前日までの完全予約制で、当日の飛び込み購入はできません。仕込み状況によっては対応できない場合もあるため、余裕を持って予約することをおすすめします。
■万里小路 中村屋
住所:京都府京都市左京区万里小路今出川上ル
電話:075-781-4048(つながらない場合は075-702-0464)
営業時間:10:00〜17:00
定休日:不定休
アクセス:京阪出町柳駅から徒歩約5分
HP:https://nakamurayasukeroku.com/
■枝魯枝魯ひとしな
清水五条駅から徒歩約5分、高瀬川沿いの風情ある路地にある「枝魯枝魯(ぎろぎろ)ひとしな」は、2002年9月の開業以来、「日常使いできる日本料理」をコンセプトにした“くずし割烹”のパイオニアとして知られる人気店です。京都をはじめ、東京、ハワイ、パリにも展開しており、外国人観光客からの支持も厚く、英語対応可能なスタッフが在籍することもあります。
提供されるのはコースメニューのみで、内容は月替わり。一度提供した料理は二度と出さないというこだわりのもと、白魚の天ぷらや玉子豆腐、ホタルイカやサクラマスのお造りなど、旬の食材を活かした創作和食を、風情ある器で楽しめます。手頃な価格帯ながら本格的な内容が味わえるとあって、日本人はもちろん、世界中の観光客からも高い人気を集めています。
コースのみの提供で席数も限られているため、予約は必須です。キャンセルポリシーが設けられている場合もあるため、予約時に確認しておくと安心です。
〇枝魯枝魯ひとしな
住所:京都府京都市下京区西木屋町通松原下ル難波町420-7
電話:075-343-7070 営業時間:17:30〜23:00(L.O.21:30頃)
定休日:毎月最終月曜日
アクセス:京阪本線「清水五条駅」から徒歩約5分
■まとめ
今回ご紹介した5軒は、いずれも京都の食通や観光客から高い支持を集める、予約必須の名店です。完全予約制で受付開始日が決まっているお店(御料理秋山)、当日予約でも運が良ければ入れるお店(枝魯枝魯ひとしな)、前日までの予約が必要な持ち帰り専門店(中村屋)など、お店によって予約のルールはさまざまです。
