【京都アニメ聖地巡礼】名探偵コナン「紅の修学旅行編」の舞台を巡る完全ガイド

KYOTREAT編集部

「名探偵コナン」は国内外問わず高い人気を誇る国民的アニメです。数ある物語の中でも、京都を舞台にした「紅の修学旅行編」は、放送1000話記念のスペシャル回として制作され、ファンの間で高い評価を得ているエピソードです。

コナン(工藤新一)と蘭たちが修学旅行で訪れる清水寺、八坂神社、先斗町など、作中の舞台は実際に京都で訪れることができる場所ばかり。本記事では、「紅の修学旅行編」に登場する聖地を、各スポットの歴史や見どころとあわせて詳しく紹介します。

目次

「紅の修学旅行編」とはどんな物語?

■ 聖地1:清水寺

■ 聖地2:八坂庚申堂

■ 聖地3:八坂神社

■ 聖地4:先斗町

■ 聖地5:養源院

■ 聖地6:三十三間堂

■ 聖地7:フルーツパーラーヤオイソ

■ 聖地8:京都タワー

■ まとめ・巡礼のポイント

 

 

「紅の修学旅行編」とはどんな物語?

「名探偵コナン 紅の修学旅行編」は、漫画では94〜95巻、テレビアニメでは放送1000話を記念する2週にわたるスペシャル回(「鮮紅編」「恋紅編」)として制作されました。工藤新一の姿に戻ったコナンが、蘭たちと京都への修学旅行に参加するというストーリーで、新一と蘭の関係の進展や、服部平次・遠山和葉との掛け合いも見どころのひとつです。

物語は、女優と一時的に再会したことをきっかけに事件へと巻き込まれていく展開で、清水寺から始まり、八坂神社、先斗町など京都の名所を舞台に謎解きが進んでいきます。作中には「紅葉」をテーマにした京都らしい情景が繰り返し描かれており、実際の紅葉シーズンに聖地巡礼をすると、より作品の雰囲気を味わえるでしょう。

物語の詳しい内容は本編でのお楽しみとして、ここからは実際に登場する聖地を、京都観光の視点から詳しくご紹介していきます。

 

■ 聖地1:清水寺

写真 写真AC

修学旅行編の冒頭で登場するのが、世界遺産にも登録されている「清水寺」です。作中では、清水の舞台を望む場所で記念撮影をする場面が描かれ、紅葉に彩られた美しい境内が印象的に表現されています。

清水寺は778年に僧・延鎮によって開山されたと伝わる北法相宗の大本山で、坂上田村麻呂による仏殿建立を経て現在の姿に至ります。断崖にせり出すように建てられた本堂「清水の舞台」は、釘を一切使わない「懸造り(かけづくり)」という伝統工法で知られ、そこから望む京都市街の景色は圧巻です。仁王門、三重塔、西門など見どころも多く、春の桜、秋の紅葉と四季を通じて多くの参拝者を集めます。

○聖地情報

施設名:清水寺
住所:京都府京都市東山区清水1丁目294


アクセス:市バス206系統・京都バス86系統「五条坂」下車、徒歩約13分(清水新道・茶わん坂経由)
拝観時間:6:00〜18:00(季節により変動、詳細は公式サイト参照)
公式サイト:https://www.kiyomizudera.or.jp/

 

◎関連記事
清水寺境内の「胎内めぐり」についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

 

■ 聖地2:八坂庚申堂

写真:KYOTREAT編集部

清水寺から祇園方面へ向かう途中に位置する「八坂庚申堂」は、近年インスタ映えスポットとして大人気のお堂です。
作中でも、蘭たちがこのお堂を背景に記念撮影をするシーンが描かれています。

正式名称は「金剛寺」といい、境内には「くくり猿」と呼ばれる色とりどりのお守りが多数吊るされています。
くくり猿は手足を縛られた猿の姿を模したもので、欲望を一つ我慢することで願いが叶うとされる庚申信仰に由来します。
家庭円満・縁結び・厄除けなどのご利益があるとされ、境内から見上げる法観寺の五重塔(通称「八坂の塔」)との組み合わせも人気の撮影スポットです。

 

○聖地情報

施設名:八坂庚申堂(金剛寺)
住所:京都府京都市東山区金園町390-1
アクセス:市バス「東山安井」下車、徒歩すぐ
公式サイト:http://www.yasakakousinndou.sakura.ne.jp/

 

■ 聖地3:八坂神社

祇園のシンボルとして知られる「八坂神社」も、修学旅行編に登場する聖地の一つです。
境内にある「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」は、古くから祇園の芸妓・舞妓が美容祈願に訪れる社として知られ、湧き出る「美容水」を肌に数滴つけると美しくなるという言い伝えがあります。

八坂神社は全国におよそ2300社あるとされる祇園信仰の総本社で、地元では「祇園さん」の愛称で親しまれています。7月に行われる祇園祭は八坂神社の祭礼として広く知られ、京都三大祭の一つに数えられます。

○聖地情報

施設名:八坂神社
住所:京都府京都市東山区祇園町北側625
アクセス:京阪本線「祇園四条駅」より徒歩約5分、阪急京都線「京都河原町駅」より徒歩約8分
公式サイト:https://www.yasaka-jinja.or.jp/

 

■ 聖地4:先斗町

写真:写真AC

作中で登場人物たちが料亭を訪れる舞台となるのが、鴨川沿いの花街「先斗町(ぽんとちょう)」です。
木屋町通と鴨川の間に位置し、南北約500mにわたって石畳の路地に料亭やお茶屋が軒を連ねています。

「先斗町」という地名の由来には諸説あり、江戸時代にこの付近にあったポルトガル語由来の言葉から来ているという説や、鴨川と高瀬川に挟まれた地形を鼓(つづみ)に見立て、その音に由来するという説などが伝えられています。
近年は伝統的な町家を改装したモダンなレストランやバーも増え、老舗の風情と新しい京都グルメの両方を楽しめるエリアとして人気です。

○聖地情報

施設名:先斗町
住所:京都府京都市中京区先斗町(四条通〜三条通の鴨川沿い)
アクセス:京阪本線「祇園四条駅」より徒歩約3分、阪急京都線「京都河原町駅」より徒歩約1分
公式サイト:https://www.ponto-chou.com/

 

■ 聖地5:養源院

写真:写真AC

三十三間堂のすぐそばに位置する「養源院」は、作中で「血天井」が登場する寺院として描かれています。
豊臣秀吉の命により自害した戦国武将・浅井長政の菩提を弔うため、長政の娘である淀殿が創建しました。

現在の建物は元和7年(1621年)に徳川秀忠の三女・徳川和子(東福門院)によって再建されたもので、本堂・護摩堂・中門・鐘楼堂は国の重要文化財に指定されています。
寺の名を広く知らしめている「血天井」は、1600年の伏見城の戦いで自刃した徳川方の武将たちを弔うため、当時の廊下の床板をそのまま天井として使用したものです。
俵屋宗達の襖絵や杉戸絵も見どころのひとつです。

○聖地情報

施設名:養源院
住所:京都府京都市東山区三十三間堂廻り町656
アクセス:京阪本線「七条駅」より徒歩約10分
公式サイト:https://yougenin.jp/

 

■ 聖地6:三十三間堂

写真 写真AC

正式名称を「蓮華王院」という「三十三間堂」も、修学旅行編の重要な舞台です。
作中では、千手観音立像の前でポーズを真似るシーンが描かれています。

1164年、後白河法皇が平清盛の資金協力を得て自身の離宮内に創建したのが始まりとされ、本堂の内陣にある柱間が33あることから「三十三間堂」の名で親しまれています。
全長約120mの本堂内には、国宝の中尊千手観音坐像を中心に、1000体の千手観音立像がずらりと並ぶ壮観な光景が広がります。
後白河法皇が長年悩まされていた頭痛が本尊への祈願で治ったという伝承から、「頭痛封じ」のご利益でも知られ、頭痛封じのお守りも授与されています。

○聖地情報

施設名:三十三間堂
住所:京都府京都市東山区三十三間堂廻町657
アクセス:京阪本線「七条駅」より徒歩約7分
公式サイト:https://www.sanjusangendo.jp/

 

■ 聖地7:フルーツパーラーヤオイソ

グルメ好きなファンから支持を集めるのが「フルーツパーラーヤオイソ」です。
作中では蘭・園子・世良たちがフルーツサンドを味わうシーンが描かれ、原作者の青山剛昌氏が実際に訪れたことがある店としても知られています。

明治2年(1869年)に果物専門店として創業し、昭和47年(1972年)に本店2階にフルーツパーラーをオープン。
名物のフルーツサンドは、甘さを抑えた生クリームと旬のフルーツをたっぷり使用しており、老若男女に親しまれる味わいです。
イチゴやキウイ、メロンなど季節替わりのフルーツを使ったパフェも人気です。

○聖地情報

施設名:フルーツパーラーヤオイソ
住所:京都府京都市下京区四条大宮東入ル立中町496
アクセス:阪急京都線「大宮駅」より徒歩約1分
公式サイト:http://yaoiso.com/

 

■ 聖地8:京都タワー

写真 写真AC  

作中のシーンには直接登場しませんが、「紅の修学旅行編」の放送を記念して、過去に京都タワーとのコラボレーション企画が実施されたことがあり、ファンの間で聖地の一つとして知られています。コラボビジュアルの公開やオリジナルグッズの販売など、放送に合わせたタイアップが行われました。

京都タワーは地上131mの京都のランドマークで、京都駅からすぐの立地でひときわ目を引く存在です。
展望室からは京都市街を360度見渡すことができ、晴れた日には遠く比叡山や京都の山並みまで一望できます。

○聖地情報

施設名:京都タワー
住所:京都府京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1
アクセス:JR「京都駅」中央口より徒歩約2分
公式サイト:https://www.kyoto-tower.jp/

 

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まとめ・巡礼のポイント

「名探偵コナン 紅の修学旅行編」に登場する聖地は、清水寺や八坂神社、三十三間堂など京都でも屈指の人気観光地ばかりで、コナンファンでなくても十分に楽しめるコースです。
清水寺から八坂庚申堂、八坂神社、先斗町へと続くルートは徒歩でも回りやすく、東山エリアの定番観光コースとしてもおすすめです。

作中では紅葉の季節が印象的に描かれているため、秋に巡礼をすれば作品と同じ景色に出会える可能性も高まります。
参拝の際は、他の観光客や地元の方への配慮を忘れず、マナーを守って京都観光を楽しんでください。

なお、名探偵コナンには劇場版にも京都を舞台にした作品があり、そちらの聖地情報は別記事で紹介していますのであわせてぜひチェックしてみてくださいね!