「京都に海ってあるんですか?」と東京の方に質問されてびっくりしたことがあります。
確かに京都と言ってパッと思い浮かぶのは、雅な神社仏閣や竹林の風景など、海とはかけ離れた景色かもしれません。
しかし!京都にも美しい海とその恵みを楽しめるスポットが存在するんです!
そんな関西人以外にはあまり知られていないのでは?と思われる、京都・丹後半島の魅力を今回は紹介していきます。
目次
■宇川温泉 よし野の里
■京都丹後鉄道
■へしこ工房 HISAMI
■果樹園
今回の旅は京都市内からレンタカーで丹後町までドライブ。「宇川温泉 よし野の里」に宿泊し、翌日は丹後鉄道に乗りにいきました。
■宇川温泉 よし野の里
「 宇川温泉 よし野の里」はバンガローのような宿泊棟をはじめ、レストランやキャンプ場、日帰り温泉もある、遊び方自由自在の施設。
バーベキューをしたり、ゆっくり温泉につかったりと小さな子供から大人まで幅広い世代が思い思いに楽しむことができます。
客室テラスの外にも海が見えて、そこまで歩いていくこともできます。
海水浴シーズンならば思い切り泳いで宿に帰り、温泉に入ってからバーベキューなんていうのも最高です。
家族連れでも友人グループでもOK。カップルにもいいかもしれませんね。
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■宇川温泉 よし野の里
HP:https://ukawaonsen.jp/
住所:京都府京丹後市丹後町久僧1562
電話:0772-76-1000
■京都丹後鉄道
京都市内からは京丹後方面へのバスもありますが、西舞鶴、天橋立、宮津から豊岡へと向かうおしゃれな「京都丹後鉄道」も走っています。
このローカル線、内装に意匠を凝らしたレストラン列車やカフェ列車などが天橋立、舞鶴、宮津といった有名どころを走ることから、他のローカル鉄道とは一線を画した存在で人気を博しています。
特に見どころなのが丹後由良から丹後神崎間の走行中。両方の車窓に海が広がり、唯一無二の絶景を楽しめます。
筆者が訪れた時は丹後大宮の駅前に車は停め放題で、シーズンオフなこともあり無料でした。
電車に乗って海を堪能してから再び車で間人方面へ。
曜日と時間を合わせれば、代金は異なりますが、「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」「丹後くろまつ号」にも乗車出来ます。
優雅な観光列車体験も新たな魅力を発見出来そうですね☆
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■京都丹後鉄道
HP:https://trains.willer.co.jp/tangonoumi/
■へしこ工房 HISAMI
蟹で有名な京丹後市丹後町間人(たいざ)に、「へしこ工房 HISAMI」というへしこメインのお店があります。
「へしこ」とは青魚に塩を振って塩漬けにし、さらに糠漬けにした郷土料理です。
お土産と軽食のお店という感じで、へしこのフライバーガー、コロッケ、かき氷などのメニューがあります。
へしこの香りもしっかり楽しめるバーガーには香ばしいフライドポテトが添えられています。
やわらかなじゃがいもにへしこの入ったほくほくコロッケ、濃厚なマンゴーソースと果肉と練乳のかかった雪氷。
筆者たちの頼んだメニューはどれもとても美味でした。
夏の間はかき氷のラインナップも各種あるようです。
鯖、鮭、のどぐろなどのへしこやお茶漬けの素など、珍しいお土産もいろいろとそろっています。
食べ終えて外に出ると、お店の向かい側には海が広がっています。腹ごなしにお散歩もできますよ。
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■へしこ工房 HISAMI
HP:https://hisami-kyoto.jp/address/
住所:京都府京丹後市丹後町間人1820
電話:0772-75-8080
■果樹園
間人から車で久美浜方面へ。
周辺は京丹後フルーツトレイルと呼ばれ、果樹園もたくさんあり、季節によっていろんなフルーツを売っています。道沿いには道の駅なども。
筆者が訪ねたのは初秋でしたので、二十世紀梨とシャインマスカットがメインでした。即売所がほうぼうにあって、もちろんスーパーや百貨店などに比べてお安いです。マスカットを買ったお店ではおまけで梨をもらいました。
■まとめ
お天気さえよければどんな季節でも、とっても素敵な旅になることでしょう。
たとえ雨でもそれはそれなりに、きっと楽しめます…よ!
春には桜の名所もあり、夏は海水浴、秋はフルーツ、冬は蟹、と年中楽しい隠れた京都の名所です。
遠方の方も丹後半島、ぜひぜひ次に訪れたい場所のチェックリストに入れてみてはいかがでしょうか。