気温がぐんぐん上がり、半袖シャツでちょうどよいくらい暑い日が出てきたこの頃の京都。明るい日差しが照りつけるなか街を歩き回っていると、もっちりとしたお団子やフワフワのどら焼きより、つるっと食べられる羊羹やわらび餅を探したくなります。
そこで今回は、暑い日におすすめの水ようかんを2つご紹介します。どちらもガイドブックにはほとんど載っていないけれど、京都らしい上品な餡子の味わいを堪能できる逸品です。エアコンの効いた室内で食べたり、お土産として購入したりしてみてください。
目次
- 先斗町駿河屋『竹露』
- 西谷堂『水ようかん』
- まとめ
先斗町駿河屋『竹露』
今年の春に生えたばかりの新しい竹に、水羊羹を流し入れた見た目も涼しげな一品。先端の封を外すと、プルプルとした羊羹がつるっと出てきます。
味は小豆の風味がしっかりと効いており、優しい甘さが口いっぱいに広がります。甘味は濃すぎず薄すぎず、あっさりしていて暑い日にぴったり!
賞味期限は要冷蔵で3日間と短めのため、購入した日の晩にお宿やお家で食べられる方、帰宅後すぐにお土産を渡せる方におすすめです。贈答品として8本入や10本入など、一度に複数本購入すると、風流な竹かごに入れてもらえますよ。
もちろんオーソドックスな羊羹も販売しており、味は小豆・紅・茶の3種類を扱っています。お店へのアクセスは、京阪祇園四条駅から四条大橋を渡り、先斗町通を通って徒歩約5分です。清水寺や花見小路の観光と合わせて訪れてみてください。
・店名:先斗町駿河屋
・HP:http://www.pontocho-surugaya.com/
・住所:〒604-8017 京都府京都市中京区材木町187
・電話番号:075-221-5210
西谷堂『水ようかん』
水ようかんと透明な寒天を二層に重ねた、ぜいたくな一品。水ようかんの甘さを寒天が和らげて、くどくなり過ぎず暑い日でも食べやすい味わいになっているのが魅力です。
化粧箱に入っているときは正方形の板状になっているため、大勢で食べるときは切り分けてみてください。短冊状に切って、ガラスやブルー系の器に盛りつけると、夏らしさを演出できますよ。
賞味期限は製造日から7カ月ほどあり、渡すまでに日が開く人へのお土産にもおすすめです。オーソドックスな小豆以外に、「濃い目の抹茶」も販売しています。
お店は京都市内に2か所あり、京都御所へ行くなら堀川今出川東入工場店、新京極や四条河原町周辺を散策するなら新京極三条下ル店がアクセス良好です。
・店名:西谷堂新京極三条下ル店
・HP:http://nishitanido.co.jp/
・住所:〒604-8036 京都府京都市中京区石橋町16
・電話番号:075-221-5564
まとめ
京都にある多くの和菓子屋さんは、夏になると水ようかんを販売します。有名なお店だと駅のお土産コーナーや、有名観光スポットの中心部などで購入できるのですが、今回はあえてまだ知られていないお店を紹介してみました。これであなたも京都ツウになれるかも!?思い出話のネタにもなるので、ぜひ京都に訪れた際は立ち寄ってみてください。