圧巻の30万冊!日本の“MANGA”が京都に集結

KYOTREAT編集部

漫画全般に焦点を当てた国内随一のミュージアム

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0.jpg

今や世界が注目し、日本の誇る文化となった『MANGA』。

有名な作家やキャラクターにフィーチャーしたミュージアムは日本国内たくさんありますが、

京都には世界中の漫画好きが集まる漫画の資料館があることをご存知でしょうか?

それがこれから紹介する京都国際マンガミュージアムです。

ここでは30万点ある資料の中から5万点の漫画を公開しており、100年前の名作から最新の人気作まで時間の許す限り読むことができます。

今回はそんな京都国際マンガミュージアムについてご紹介します。

京都国際マンガミュージアムとは

京都国際マンガミュージアムは烏丸御池駅から徒歩2分の場所にあります。

元々は小学校だった建物を改築してミュージアムにしたこともあり、中も広く、ゆとりのある落ち着いた内装が特徴です。

マンガミュージアムには約30万点の資料があり、そのうちの5万点の漫画を自由に読むことができます。

料金表

https://www.kyotomm.jp/

入場料金は大人900円、中高生400円、小学生200円となっています。しかも時間制限はなく、再入場も可能です。

※ただし再入場の際は必ずチケットが必要なので気をつけましょう。

1階コーナー

https://matcha-jp.com/jp/532

1階には少年漫画コーナーとワークショップ施設、2階には少女漫画コーナーとメインギャラリー、3階には青年漫画コーナーと研究室があります。どの階も必ずテーブルとイスがあり、落ちついて読みたい漫画を読むことができます。また、天気の良い日には外の芝生広場に寝そべって漫画を読むこともできます。

他にも今年のベスト漫画ランキング上位の漫画が特集された本棚や、外国観光客向けに海外で人気の日本の漫画を外国語に翻訳して公開している場所もあります。

こども図書館

https://www.walkerplus.com/article/1002024/image10009896.html#mainimage

こども図書館では子供がのびのびと漫画や絵本を読むことができるように、室内で唯一寝ながら読書が出来るスペースになっています。立ちっぱなしで疲れた時やイスに座るのに疲れた時はこども図書館で足を崩して休憩するのも良いかもしれません。

ヤッサン一座の紙芝居

https://kamishibai-y.com/about/

また日曜日に行われる紙芝居では『ヤッサン一座』という紙芝居集団がこども達だけでなく大人達も楽しませ、魅了させています。

メインギャラリー『漫画の壁』

https://matcha-jp.com/jp/532

マンガミュージアムで特におすすめしたいのがメインギャラリーです。

円を描くように360°どこを見ても漫画の棚が置いてある光景は通称『漫画の壁』とも言われています。

1940年代〜2000年代の棚までをぐるっと見渡すと一度は名前を聞いたことのある不朽の名作から、流行りの人気漫画まで見つけることができます。過去を振り返って面白そうな漫画を発見する楽しみと自分の好きな漫画がどの年代にあるか探す楽しみの両方を味わえますよ。

改めて読み直してもよし、新しい漫画に挑戦するもよし、是非漫画を見つける過程を楽しんで下さい。

漫画を読む楽しさと漫画を知る楽しさが得られる場所

他にも日曜日にはプロの漫画家の執筆を直接見ることができる漫画工房や似顔絵作家の似顔絵コーナーなど貴重なワークショップが随時開かれているので何度訪れても飽きません。

京都観光の際には再入場できることを活かして、観光の合間の休憩ポイントとして利用することも良いですし、一日かけてじっくりと漫画を読むのもいいかもしれませんね。

ぜひ、歴史深い京都観光の合間に漫画の歴史を体感してみて下さい。