京都で神社に参拝した証しで頂く「御朱印」。
この御朱印やオリジナルの御朱印帳をお目当てに、神社を巡る人も多くいらっしゃることかと思います。
では、京都で御朱印巡りをするとき
・マナーは何なのか
・相場はどのくらいなのか
など、初めてだと分からないこともありますよね。
そこで今回は京都で御朱印巡りをする際のマナーや相場についてご紹介させて頂きます。
■そもそも御朱印とは?
御朱印とは何なのでしょうか。
そもそも御朱印とは、お寺や神社で頂ける御朱印。これは参拝の証として頂けるもので、神仏とのご縁の記録という意味があります。御朱印には
・印章、印影
・神社やお寺の名前
・参拝した日付
などが墨書きされています。
一般的に御朱印を頂くには、御朱印帳が必要になります。神社やお寺によりオリジナルの御朱印帳もあり、それを購入してから頂く流れになります。
■京都で御朱印を頂く時のマナー
ここでは、参拝するまでに知っておきたい御朱印を頂く時のマナーをまとめます。
○参拝から御朱印を頂く流れとタイミング
御朱印は参拝をした証として頂けるものですから、まずはお詣りしてから頂くのがマナー。お詣りができれば、御朱印所で決まっている時間帯にお声掛けをして授与してもらいます。もちろん時間外に、無理なお願いをするのはマナー違反ですから気をつけましょう。御朱印を書いて頂いている時は撮影などはせず、御朱印代を準備して静かに待ちましょう。
○御朱印の金額の聞き方
御朱印代は神社やお寺により異なりますので、事前にホームページ等で調べてから参拝するのが基本です。しかし御朱印代が分からないことや、変更している場合もあるかもしれません。そのような時には
・御朱印代はおいくらお納めしたら宜しいですか?
・おいくらですか?
などと尋ねてみてください。
○御朱印代の支払いはなるべくお釣りが出ないように
御朱印代の準備は無用なお手間をとらせないようにするためにも、お釣りのないように。小さな神社やお寺によってはお釣りの小銭がないということもありますので、コンビニや地下鉄などでお札を使うなどしてあらかじめ百円玉に崩しておくのが理想です。
○御朱印帳は大切に扱うこと
御朱印は神仏とのご縁の記録という証です。参拝したら頂けるハンコのようなものと簡易的に捉えず、御朱印の証はご本尊の分身ですので大切に扱ってくださいね。
■京都で御朱印巡りするときの相場
ここでは御朱印や御朱印帳、御朱印袋の相場をご紹介します。
○御朱印の相場
御朱印はおおよそ300〜500円程度が一般的。しかし見開きになっていたり、デザインなどによっては500〜1000円程度の場合もあります。また、神社やお寺によっては「お気持ち」と記されていることもありますがこのときはいくらでも構わないということです。「いくら納めれば良いか分からない」というときは、相場の300〜500円程度で考えれば良いでしょう。
○拝観料を知っておこう
京都の一部のお寺には拝観料が必要です。拝観料は境内に入るためのもので御朱印所へ行くまでに必要になりますので、御朱印代とは別に準備をしておきましょう。場所によっては無料のところもありますが、秋の紅葉季節やライトアップがある特別期間のみ拝観料が必要になる場所もありますので事前にチェックしておきましょう。
○御朱印帳の相場
御朱印帳は神社やお寺によりオリジナルのものがありますが通常1000〜2000円程度となっています。御朱印帳は書店や通販でも購入することができますが、おおよそ同じくらいの金額となっています。
○御朱印袋の相場
御朱印帳をそのまま持ち歩くと傷んでしまいますが、そうならないようにするためにも御朱印袋を活用します。御朱印袋の相場は1000〜2000円くらいです。
■まとめ
今回は京都で御朱印巡りするまでに知っておきたい、御朱印の相場やマナーについてご紹介しました。
費用や金額と表しましたが御朱印のお代は神社では神にお供えするお金として「初穂(はつほ)料」と呼び、お寺ではお寺に感謝の気持ちとしてお金を渡す「お志」「志納金」と言います。
もしも不安なことや分からないことがあれば、事前に御朱印を頂く寺社のホームページやSNSで調べておくと良さそうですね。