京都と言えば「京都タワー」。JR京都駅に着くと、全体が見えないほどの大きさに圧巻させられますよね。京都タワーは地上100m以上にもなり、その中には京都を見渡せる展望台をはじめ、ホテルやレストラン、お土産屋さんなどの商業施設があります。京都中心街のランドマークとして京都民に愛され、2022年で竣工58周年になります。
そこで今回は京都タワーの起源や高さ、京都タワーで有名な「たわわちゃん」などの情報をまとめたいと思います。
目次
- 京都タワーと言えば「たわわちゃん」
- 京都タワーから見える景色
- 京都タワーの高さは?
- 京都タワーはロウソクではない
- 京都で一番高い場所にある神社
- 京都タワーの情報
- まとめ
京都タワーと言えば「たわわちゃん」
京都市下京区にある京都タワーのマスコットキャラクター「たわわちゃん」。たわわちゃんは京都タワー開業40周年に社員用バッジとして作られたキャラクターでした。
しかし、口コミから評判が広まり「たわわちゃん」として2004年に誕生したんだとか。優しい灯りから生まれ、イベントに出演したりグッズ販売でより人気に。誕生日は6月1日で日々、展望室から見たり街を散歩するなどして京都の街をほんわかな灯りで包み幸せを祈ってくれています。性格は
・ちょっとあわてんぼう
・おっとりふんわり
だそうで、美味しいもの探しが趣味なんだそうですよ。
京都タワーから見える景色
京都タワーは京都の景色を360度を見渡すことができます。京都タワーへ登るには京都タワービルのエレベーターで11階へ登り、展望券を購入します。そこからエレベーターへ乗り換えると、展望室へ到着!
京都タワーの展望室は100m地点にあり、展望室では京都の街中を見渡すことができます。北の方角には東本願寺、建仁寺、清水寺、烏丸通、京都御所など見応え抜群です。
その他にも
・清水寺の三重塔
・東寺の五重塔
・伏見稲荷大社
などを見たり、眼下の京都駅に到着する新幹線を眺めることもできます。快晴の日に登れば、遠く大阪にあるあべのハルカスを見つけることができるかもしれませんよ。
京都タワーの高さは?
京都タワーの高さは131m。31mになるビルと100mのタワーが立っています。ではどうして、この中途半端な131mに建設されたかご存知でしょうか。
それは、設計当時の「京都市の人口」と関係があるんです。その当時、京都市の人口は131万人だったことからこの高さになったそうです。ちなみに、日本一のタワーの高さを誇る東京スカイツリーは634mで、かつての国名「武蔵国(634)」を掛けて建設されたんだとか。
京都タワーはロウソクではない
スカイツリーのように現代的ではないですが、なんとも印象に残る形をした京都タワー。
このタワーのモチーフは何だと思いますか?
京都タワーの近くに東本願寺があることから多くの人が「ロウソク」だと答えるようですが、実際は海のない京都市内を照らして街を見守る「灯台」をモチーフにしているんだそうです。モチーフを理解して改めて見てみると素敵ですね。
京都で一番高い場所にある神社
京都タワーの中には「たわわちゃん神社」という神社があります。ここは京都市街で一番高い場所に位置し、100円のガチャポンでできるおみくじや、300円で絵馬の奉納をすることも可能です。たわみくじやたわわちゃん絵馬のご祈祷、お浄めは下鴨神社が行います。願いを込めた絵馬を京都で一番高い場所に奉納するのも、ひと味違ったお参り体験になりそうですね。
京都タワーの情報
住所:京都府京都市下京区烏丸通菜七条下ル東塩小路町721-1
電話番号:075-361-3215
HP:https://www.kyoto-tower.jp/
まとめ
京都駅を降りて、最初に出迎えてくれるのは131mにもなる京都タワーです。京都タワーに登れば京都の景色を一望することができ、きっと良い思い出になるでしょう。京都の観光と言えばまずは世界遺産をはじめとする寺社仏閣などを考えてしまいそうですが、駅からすぐの京都タワーも一度は登ってみてくださいね。