3 dulces tradicionales de Kioto exclusivos del Festival de Gion | Sabores especiales que solo se pueden degustar una vez al año

Editores de KYOTREAT.

7月の京都は、1ヶ月を通して行われる祭礼「祇園祭」一色に染まります。八坂神社を祭礼の中心に、山鉾町では山鉾建てや宵山、豪華絢爛な山鉾巡行など、多彩な行事が繰り広げられます。

祇園祭のもう一つの楽しみが、この時期にしか出会えない「限定和菓子」です。京都の老舗和菓子店には、祇園祭の山鉾や神事にゆかりのある特別な菓子が伝えられており、なかには年に一度、たった1日しか販売されないものもあります。本記事では、祇園祭にちなんだ京都の和菓子を3つご紹介します。

Índice

■ 祇園祭とは

■ 年に一度しか食べられない和菓子「行者餅」(柏屋光貞)

■ 名づけ親は八坂神社の宮司「したたり」(亀廣永)

■ 白味噌を使った風雅な菓子「祇園ちご餅」(三條若狭屋)

■ まとめ・購入時の注意点

■ 祇園祭とは

Foto: Redacción de KYOTREAT

祇園祭は、八坂神社の祭礼として平安時代の「祇園御霊会」を起源に持つ、京都三大祭の一つです。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されており、毎年7月1日から31日までの1ヶ月間、様々な神事・行事が行われます。

近年は「前祭(さきまつり)」と「後祭(あとまつり)」の二部制で行われており、前祭の宵山は7月14日〜16日、山鉾巡行は7月17日、後祭の宵山は7月21日〜23日、山鉾巡行は7月24日に行われるのが通例です(日程は年により変更される場合があるため、訪問前に公式情報をご確認ください)。
今回ご紹介する和菓子の多くは、この宵山〜巡行の時期に合わせて登場します。

■ 年に一度しか食べられない和菓子「行者餅」(柏屋光貞)

Foto: Redacción de KYOTREAT

東山・安井にある文化3年(1806年)創業の老舗和菓子店「柏屋光貞」。
ここで祇園祭の時期にだけ販売されるのが「行者餅(ぎょうじゃもち)」です。

Foto: Redacción de KYOTREAT

行者餅の由来は、創業間もない1806年、京の街で疫病が大流行した際にさかのぼります。
当時、大峰山で修験道の修行をしていた柏屋の初代店主が、夢で行者の姿を模した菓子を作るようにとのお告げを受けました。そのお告げに従って作った菓子を、祇園祭の山鉾のひとつ「役行者山(えんのぎょうじゃやま)」に供え、周囲の人々にも分け与えたところ、疫病が退散したと伝えられています。
この故事にちなみ、毎年、山鉾巡行前夜にあたる宵山の7月16日のみ、無病息災を願う菓子として販売されるようになりました。

薄く焼いたクレープ状の生地で、白味噌餡と求肥餅を包んだ菓子で、白味噌のコクのある甘みに、ピリッとした粉山椒の香りがアクセントになった独特の味わいが特徴です。
2017年以降は予約を受け付けておらず、当日の店頭販売のみとなっているため、早朝から行列ができるのが毎年の風物詩です。数量限定で昼過ぎには売り切れることも多いため、確実に購入したい場合は開店前から並ぶことをおすすめします。

柏屋光貞では、行者餅のほかにも季節を問わず購入できる「おおきに」という干菓子(すり蜜琥珀)も人気です。白・茶・黄緑・ピンクの4色展開で、茶色は黒糖、黄緑は柚子、ピンクはベリー系の風味が楽しめます。
シャリッとした食感の外側と、みずみずしくもっちりとした中身のコントラストが特徴で、冷やして食べるとシャーベットのような食感も楽しめます。

Foto: Redacción de KYOTREAT


■柏屋光貞
住所:京都府京都市東山区毘沙門町33-2
電話番号:075-561-2263
行者餅の販売:例年7月16日限定・予約不可(数量限定、売り切れ次第終了)

■ 名づけ親は八坂神社の宮司「したたり」(亀廣永)

Foto: Redacción de KYOTREAT

烏丸御池にほど近い場所に店を構える創業200年以上の老舗和菓子店「亀廣永」。
こちらの銘菓「したたり」は、祇園祭の山鉾の一つ「菊水鉾」の茶席に供する菓子として、1970年頃に考案されました。

Foto: Redacción de KYOTREAT

菊水鉾は、中国の故事「菊慈童」にちなんだ鉾です。菊の露のしずくを飲んで700年の長寿を保ったという伝説から、不老長寿を象徴する鉾として知られています。
「したたり」という菓銘は、菊の葉からしたたり落ちる薬水のイメージにちなみ、八坂神社の宮司によって名付けられたと伝えられています。

名水「菊水の井」の清涼なしずくをイメージして作られた棹菓子で、沖縄産の黒砂糖、上質なざらめ、阿波産の和三盆、丹波の寒天など、素材にこだわって作られています。
見た目の涼しげな透明感と、黒糖の自然な甘み、コシのある寒天の食感が魅力です。
亀廣永は現地販売のみで、発送は行っていないため、京都を訪れた際にぜひ立ち寄りたい一店です。

Foto: Redacción de KYOTREAT


■亀廣永
住所:京都府京都市中京区蛸薬師上ル和久屋町359
電話番号:075-221-5965
備考:現地販売のみ(発送不可)

■ 白味噌を使った風雅な菓子「祇園ちご餅」(三條若狭屋)

Foto: Redacción de KYOTREAT

堀川三条に本店を構える「京菓匠 三條若狭屋」は、明治26年(1893年)創業の老舗です。
代表銘菓「祇園ちご餅」は、白味噌ダレを求肥で包み、氷餅をまぶして竹串に刺した菓子で、赤・白・黄の3色の短冊を添えて3本1組で包装されています。
この色合いが、祇園祭の華やかな雰囲気を表現しているとされます。

祇園ちご餅の由来は、かつて祇園祭で行われていた「社参」という稚児の位貰いの儀式にさかのぼります。
八坂神社への参拝の帰り道、楼門前の茶店で稚児に振る舞われた味噌だれ餅が「厄を除き福を招く」と評判になったことがはじまりとされ、大正初期に三條若狭屋の二代目店主がこの故事にヒントを得て、現在の祇園ちご餅を考案したと伝えられています。

求肥のふんわりとした食感の中に、白味噌のコクのある甘みが広がる味わいで、鉾をかたどったギフトボックス入りの商品もあり、祇園祭シーズンの手土産としても人気です。
同店ではほかに、胡桃を練り込んだ麩焼き煎餅に白味噌砂糖をかけた「くるみいた」も看板商品として親しまれています。

Foto: Redacción de KYOTREAT


■三條若狭屋 本店
住所:京都府京都市中京区三条通堀川西入ル橋西町675
電話番号:075-841-1381
HP:http://www.wakasaya.jp/

まとめ・購入時の注意点

Foto: Redacción de KYOTREAT

祇園祭にゆかりのある和菓子は、いずれも長い歴史と物語を持つ京都ならではの味わいです。
特に柏屋光貞の「行者餅」は年に一度、7月16日限定・予約不可での販売となるため、確実に手に入れたい場合は早朝から並ぶ心づもりで訪れることをおすすめします。
「したたり」「祇園ちご餅」は行者餅ほど入手が難しくありませんが、祇園祭の期間中は観光客で混み合うため、時間に余裕を持って訪問しましょう。

なお、各店舗の営業時間・取り扱い商品・価格は変更される場合があります。
訪問前に電話や公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
祇園祭の熱気を感じながら、京都でしか味わえない特別な和菓子を楽しんでみてください。