お盆が明けてもまだまだ暑い京都の夏!今年のかき氷初めはもうお済みですか?
京都の街では甘味処にカフェ、お茶専門店など様々な業態のお店が趣向を凝らしたかき氷を提供しています。
そこで今回は、実際にお店にお邪魔して味わった、6店舗のおすすめかき氷たちをご紹介します。
目次
■「せかん堂」のかわいいかき氷
■「茶房 いせはん」の王道甘味処かき氷
■「お茶と酒 たすき 新風館」のクールなかき氷
■「omo café」のほっこりかき氷
■「茶寮FUKUCHA京都駅店」の女子力高めかき氷
■「梅光堂」の昭和レトロかき氷
■「せかん堂」のかわいいかき氷
では、京都市内の北からスタート!
最初にご紹介するのは、「せかん堂」です。
1977年創業の京都・滋賀でケーキとスパゲティのお店などを展開している「セカンドハウス」が手掛けるかき氷屋さんです。こちら、なんと社長さん自ら企画されたお店なんだそうです。
いただいたのは「桃果実エスプーマ」です。
ふわっふわに削られた鈴鹿山麓の湧き水氷に、甜菜糖など自然な甘みだけで作られた自家製シロップがたっぷり♡
さらにエスプーマもこんもり盛るのがせかん堂スタイル。
ごろごろとのったフレッシュな桃が贅沢です。
他にも、氷の中にゼリーが隠れている「イチゴミルク 練乳エスプーマ(生いちごゼリー入り)」や、徳島県産の柚香と京都市伏見区のヒグチ養蜂のはちみつを使った「柚香のかき氷」など、オリジナリティ溢れるメニューが!
手作りならではのナチュラル感溢れるやさしいおいしさが楽しめます。
店名:せかん堂
HP:http://www.secondhouse.co.jp/sekandou/index.html
住所:京都市左京区浄土寺西田町100-25 アビタ北白川1F SECONDHOUSE CAKE WORKS 銀閣寺店内
電話:075-752-9004
■「茶房 いせはん」の王道甘味処かき氷
次は、出町柳の「いせはん」です。
出町柳と言えば、豆もちに長蛇の列ができる「出町ふたば」さんで知られていますが、こちらのいせはんさんの甘味も秀逸の一言!厳選された素材を用いた手作りの王道甘味たちが心を癒してくれます。
よくいただくのはクリームあんみつで、ふるふるホロホロの寒天、もっちり食感の抹茶ゼリー、ふるふるの寒天、風味豊かな小豆、ミルキーなソフトクリームのすべてがどれをとっても美味しく、コンビネーションも絶妙です。
そして今回いただいたかき氷は「黒みつ金時ミルク」。
きめ細かな氷と、沖縄・波照間島の黒糖を使った濃厚な黒みつと練乳、丹波大納言小豆という役者ぞろいの一品。別々で食べても美味しいですし、もちろんミックスされた味わいを楽しむも良し。
どの素材同士をどのバランスですくって食べようかと、一口一口考えながら真剣になってしまいます(笑)
また、徳島県産すだち果汁を100%使用した「すだち氷」もファンの多いフレーバーです。搾りたてのすだちのようなフレッシュ感がたまりません!
2022年3月にリニューアルオープンされ、あんみつやソフトクリームなどのテイクアウトも可能なので、イートインしたくても時間がない時など是非利用してみてください♪
店名:茶房 いせはん
HP:https://isehan-kyoto.com/
住所:京都府京都市上京区河原町今出川上ル青龍町242
電話:075-231-5422
■「お茶と酒 たすき 新風館」のクールなかき氷
次のお店は、烏丸御池駅南改札直結の新風館にある「お茶と酒 たすき 新風館」です。
コンテンポラリーな空間の中に20ほどの席があり、イートイン・テイクアウトとも可能。
こちらの特徴と言えば、「さけ氷 煎茶ジンライム-青山椒仕立て-」「さけ氷 レモンサワー」と、お酒を使ったかき氷が楽しめること。暑い時期には、アペリティフ代わりに1軒目づかいするなんていうのもいいですね。
今回は、「季節氷 グレープフルーツヨーグルト」をいただいてみました。
「暑い夏の朝に食べて欲しい」というコンセプトで作られたかき氷なんだそうです。
ホワイトとルビーの2種グレープフルーツを使ったピール入りのほろ苦シロップがすっきりと爽やか!
ヨーグルトホイップのまろやかさとグレープフルーツのほろ苦さがおいしさを引き立て合ってくれます。
2種類のグレープフルーツのフレッシュ感がアクセントとなり、満足度の高いメニューでした♪
こちらは、7月限定メニューとのことなので、月ごとに変わるメニューが楽しめそうです。
21:00までと、このエリアでは比較的遅くまでオープンしているので、観光やお食事あとに立ち寄るのに便利ですね。
店名:お茶と酒 たすき 新風館
HP:https://shinpuhkan.jp/shops_restaurants/tasuki/
住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
電話:075-744-1139
■「omo café」のほっこりかき氷
次は、市内中心地にある「omo café」です。阪急京都線河原町駅から徒歩10分、地下鉄烏丸線四条駅から徒歩15分とアクセスしやすい場所にあります。
京町家をリノベーションした風情ある空間で、おかずを盛り合わせたご飯プレートやスパイス香るカレーセット、サーロインステーキセットなどのお食事と和スイーツが楽しめます。
この日は「宇治抹茶ミルク金時」をいただきました。
シロップは、宇治の丸久小山園さんの高級抹茶で作っているとのこと。お茶の風味が濃厚!
そこに甘すぎないほくほく小豆とミルク。そして時々登場する白玉のもちもち感。
それぞれがいい仕事をしてくれる完成度の高い王道かき氷でした。
友人がオーダーした「桃のかき氷」には、なんと桃をまるごと1個使っているとのこと。
まさに「桃づくし」の夢のような光景でした…!
店名:和スイーツと創作ごはんの店 omo café
HP:http://www.secondhouse.co.jp/omoya/omocafe.html
住所:京都市中京区麩屋町通錦小路上ル梅屋町499
電話:075-221-7500
■「茶寮FUKUCHA京都駅店」の女子力高めかき氷
「茶寮FUKUCHA京都駅店」は、京都の玄関口、京都駅の中央口2階部分にあります。1階の中央改札からエスカレーターで上がってすぐのところにあるので、電車の待ち時間や観光の合間にさっと寄れるのもうれしいポイントですよね。店内のインテリアには木がふんだんに使われていて、ホッと落ち着けるあたたかみのある空間です。
こちらでいただいたのは、「和紅茶ティラミスかき氷」。氷の中に和紅茶アイスクリームとマスカルポーネクリームが入っており、上から“お茶”フレーバーのシロップをかけることでティラミスをイメージしているのだとか。白桃のピューレと和紅茶が相性ぴったり!
ほかには、木苺のピューレと抹茶アイスを合わせた「抹茶ティラミスかき氷」と、バナナのピューレとほうじ茶アイスを合わせた「バナナのピューレとほうじ茶アイス」があるので、気分に合わせて選んでみては。
このカフェをプロデュースするのは寛政二年創業の京銘茶の老舗「福寿園」さん。このカフェのほかには、四条富小路角に本店があり、9階建てのビル丸々、お茶はもちろんお菓子・お料理・茶器や茶道具まで扱ってらっしゃいます。また、宇治市にも宇治茶工房、宇治茶菓子工房、宇治喫茶館などがあるので、宇治に足をのばされた際はお茶の奥義を楽しみたいものです。
店名:茶寮FUKUCHA京都駅店
HP:https://fukucha-fukujuen.com/
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901 京都駅ビル 中央口2階
電話:075-744-0552
■「梅香堂」の昭和レトロかき氷
「梅香堂」は、昭和28年創業。東福寺の近くの今熊野にある老舗の甘味処です。
近くに京都の名門女子大・京都女子大学があるので、甘いもの好きの女子大生の皆さんや地元の方々でいつもにぎわっているイメージがあります。
梅香堂では、ホットケーキ、パフェ、かき氷など40種類以上の豊富なメニューが用意されています。そして、メニュー表の商品が写真ではなくイラストで表現されていて、可愛い&超レトロ♪店内にもどこか懐かしい空気が流れています。
おすすめのかき氷は「フルーツミルククリーム」。ミルク味の氷に季節のフルーツとアイスクリームに白玉が入ったひと品。フルーツは季節で変わり、今回は、スイカ・メロンなどでした。フルーツもアイスも氷もたっぷりで、本当に幸せな気分になります♪
他にも、きなこの豪快なかかりっぷりが話題の「黒糖きなこミルク時雨氷」や、果肉たっぷりのマンゴーソースと練乳のハーモニーがたまらない「トロピカルマンゴー氷」もおいしいですよ。
そして、9月頃〜5月頃にかけては、もう1つの看板メニュー・ホットケーキをいただくことができます。
しっとり、ふっくら厚めの昔ながらのホットケーキも絶品なんです!
紅葉の時期に東福寺を訪れる予定があれば、是非立ち寄ってみてください。
店名:梅香堂
HP:https://twitter.com/baikoudo
住所:京都府京都市東山区今熊野宝蔵町6
電話:075-561-3256
どこのかき氷もそれぞれ個性があって、悩んでしまいますよね…。様々なエリアからピックアップしたので、観光などのご予定に合わせてぜひ行ってみてください♪