京都とお香
京都で香りといえば、どんな香りを思い浮かべますか? 白檀やヒノキのような和を感じる香りでしょうか。
実は、京都には香りを体験できるショップがたくさんあります。今回は、とくにオススメしたいショップを3つご紹介いたします。
300年の歴史をもつ「松栄堂」
空間に調和するような柔らかな香りで、300年以上愛され続けてきた松栄堂。
旅館や料亭でも用いられている「芳輪シリーズ」の渦巻型をしたお香は、香りが長時間持続するオススメの商品です。甘い香りが魅力的な「堀川」や、清涼感とまろやかさを感じる「室町」など同じシリーズ内でも特徴の異なる6種類が用意されているので、好みにあったものを見つけられそうです。試しやすいスティックタイプもありますよ。
玄関先などで焚くことで、香りのおもてなしをするのも素敵ですね。
暮らしに溶け込む香り「薫玉堂」
続いてご紹介するのは、創業文禄3年の歴史をもつ薫玉堂です。古くからの伝統を大切にしながら、時代にあった香りを提案する薫玉堂はさまざまな商品を用意しています。
メインシリーズであるお線香は、香りだけでなくカラフルな見た目が特徴的な商品です。
空間に馴染みやすいデザインは、気分を明るくしてくれますね。贈る相手のことを思い浮かべながら、似合う色合いで選んでみるのもオススメです。
また、薫玉堂ではお香以外にも「薫玉堂 キャンドル」を発売しています。
柔らかな色合いが可愛らしく、生活を彩ってくれます。
「時代の香り」をコンセプトとし、「平安」「室町」「安土桃山」「江戸」「現代」の5つが用意されています。各時代を象徴する年号が彫られているキャンドルは、他とは違う特別感がありますね。
香りだけでなく見た目も楽しむことができる商品をぜひ、手にとってみてください。
香りを手のひらに 香彩堂
最後にご紹介するのは、カジュアルな香りを楽しめる香彩堂の商品です。香彩堂では、お香以外にも練り香水やリップバーム、スプレーなど幅広く取り扱っています。
音色をテーマにした、「京の音色」シリーズでは白檀をベースにした香りを楽しめます。
「冥世の水琴窟」に「彼岸の梵鐘」、「清水の読経」など、どれも思わず口に出して読みたくなる素敵なタイトルばかり。香りの好み以外にも、タイトルの雰囲気で決めてみるのもいいですね。
中でも、香彩堂の練り香水は、手のひらサイズのデザインが魅力的なアイテムです。持ち運びにも適しているので、日常のちょっとした気分転換になります。香彩堂では、「花の練り香水」と呼ばれるポップなシリーズから、重厚感あるパッケージが印象的な練り香水も扱っています。年齢や性別を問わず、使いやすいデザインはお土産にも最適ですね。
まとめ
いかがでしたか?ぜひ、香りを選ぶ贅沢な時間を京都で体験してみてください。
ここで見つけた香りを持ち帰り、旅の思い出を振り返ってみるのもいいですね。