京都での初詣、今年はここへ!

KYOTREAT編集部

京都で年末年始を迎えられる皆さん、初詣はどちらへ行かれるご予定ですか?

まだお決まりでない方に、3つの神社をご紹介しましょう~

1.八坂神社

「をけら詣り」をご存じですか?八坂神社では、大晦日(おおみそか)から元日の朝にかけて神前に供えた削掛と、邪気を払う薬草である「をけら」をたいて邪気を払います。参拝者はこの白朮火(おけらび)を吉兆縄に移して持ち帰り、元日の雑煮を煮たり、神棚や仏壇の灯明をともしたりする行事です。無病息災や火伏せのご利益を頂くもので、毎年、多くの人が訪れます。

八坂神社にお参りすると、「『をけら詣り』の火縄いかがですか~?」という声が飛び交い、竹竿に1mほどの長さの細い縄を何本も吊るして、参拝者に売っています。買った人はみな、火を消さないよう、火縄をグルグル廻しながら家路を急ぐので、いくつもの火が闇夜にゆらめき、とてもきれいです。
観光客の方は火縄を自宅に持ち帰れないとは思いますが、自宅の代わりに宿泊先まで持ち帰ってみてはどうでしょうか?大晦日にしか、そして八坂さんでしか経験出来ない貴重な文化体験が出来ますよね。

2.御金神社

次は御金神社(みかねじんじゃ)です。

鳥居の色はなんとGOLD!まっ、まぶしい・・・。ご利益はズバリ「金運祈願」です。

金山毘古命(かなやまひこのみこと)を主祭神とし、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、月読命(つきよみのみこと)の三柱の神が祀られています。金山毘古命は、金・銀・銅をはじめとする全ての金属類、鉱山、鉱物(鉱石)を護る神。そこで、金運・招福、金運上昇、資産運用、事業の御発展や商売繁盛、金融、証券・株取引や不動産、宝くじ、ギャンブルの成功など、あらゆるお金にまつわるお願いごとをする方々が全国からやってきます。
お守りなどの授与品コーナーには、宮川大輔さんがTVで紹介して話題になった「福包み守り」というお財布も。
「通帳を入れておいたらお金が増えた」という声も聞かれ、時には売り切れていることもあるそうですよ。
この鳥居の写真をスマホの壁紙に設定すると、金運がUP!なんてことも言われているんだとか。

3.平安神宮

最後にご紹介するのは平安神宮です。

京の都は東西南北を四神(蒼龍、白虎、朱雀、玄武の)の結界に護られており、平安神宮は、その四神の中心を守護しています。
平安神宮の大鳥居をくぐって、應天門(神門)を抜けると左右に手水所があり、大極殿に向かって右側(東側)に蒼龍、左側(西側)に白虎の石の彫刻があります。

さらに、大極殿の東に「蒼龍楼」、西に「白虎楼」があり、本殿の東に位置する中神苑の池には「蒼龍池」、西神苑の池には「白虎池」の名前がつけられています。
2022年の干支「寅」にちなんで、チェックしてみてはいかがでしょうか?

京都で初詣に出かける皆さん、感染症対策には十分留意してぜひお出かけしてみてください。