二条城で夜桜を…京都の世界遺産で優美な世界に浸る

KYOTREAT編集部
京都のあちらこちらで桜の花が開花してきましたね。そんな中、今年も京都では恒例になっている「二条城さくらまつり」が開催されています。観光で訪れた人はもちろん、地元の人をも魅了する仕掛けがたくさんあることでも知られています。今回はそんな世界遺産・二条城の歴史やおさえておきたいポイント、イベント情報などを余すことなくご紹介していきますので、どうぞ最後までご覧ください♪

目次

  • 二条城について
  • 二条城の桜
  • 二条城さくらまつり

二条城について

二条城は、徳川家康が天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造営され、家光により大規模な改修が行われました。大政奉還の場所としてよく知られていますよね。
約400年経った今でも、二の丸御殿・二の丸庭園・唐門など桃山文化の栄華を見ることができます。1994年にはユネスコ世界遺産に登録された貴重な歴史遺産なんです。

二条城の桜

城内には、八重紅枝垂桜、染井吉野(3月下旬~4月上旬)、山桜(3月下旬~4月上旬)、大島桜、里桜、エドヒガン桜(3月下旬~4月中旬)など約50品種約300本もの桜が植えられているのだとか。1ヶ所で何種類かの桜を見られるなんて、うれしいですよね♪

二条城さくらまつり

そして、今年もさくらまつりがスタートしています。期間中の夜間には、桜のライトアップや歴史的空間を活かしたプロジェクションマッピングが行われるんです。

受付を済ませると、提灯を借りられるので、昔にタイムスリップしたような気分で散策できます(貸出状況によっては、待たなければ借りられない場合もあります)。

重要文化財・唐門へのプロジェクションマッピングは、何度も繰り返し見たくなる幽玄な雰囲気に満ちています。

また、過去最大規模となる内堀東面の石垣全長 約140mに桜のプロジェクションマッピングが展開され、それはそれは壮大なスケール!

さらに、マッピングされる映像が天気に合わせて変化するなど、雨天にしか見られない特別演出も初登場。そして今回は二条城内の約50種類もの桜の中から、自分に合った「マイ桜」が分かる桜アートやクイズラリーといった参加型のコンテンツもあるそうです。

この時期の二条城でしか見られない幻想的な世界。是非体感しにお出かけしてみてはいかがでしょうか。

■二条城さくらまつり
【期間】
~2022年4月17日(日)まで
【時間】
①通常観覧
午前8時45分~午後4時(午後5時閉城)
②ライトアップ
午後6時~午後9時(午後10時閉城)
※ライトアップは観覧エリアが限定されます。
【料金】
① 通常観覧
一般1,030円,中高生350円,小学生200円(二の丸御殿観覧料含む)
※企画により別途料金が必要となります。
②ライトアップ
【月~木】中学生以上1,400円,小学生800円
【金土日】中学生以上1,800円,小学生1,200円
※通常観覧とライトアップは入替制です。

https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/event/sakura2022/