【2023最新】京都・紫陽花名所「三室戸寺」京都中心からのアクセスは?滞在時間は?

KYOTREAT編集部

そろそろ梅雨入りが気になってくるシーズン。梅雨のジメジメは嫌ですが、「あじさいの季節」と言われるとワクワクしませんか?
関東で紫陽花の名刹と言えば鎌倉の「明月院」が有名ですが、関西人に尋ねるとほとんどの人が答えてくれるのが京都府宇治市にある「三室戸寺」。地元の人々からは「あじさい寺」の名前で親しまれ、その名の通りアジサイやその他のカラフルな花々がなんとも美しいと有名なんだとか。

そこで今回は、京都府宇治市「三室戸寺」の見どころや魅力などについてご紹介させて頂きます。

京都のお寺で、素敵なお花を見たい方は必見ですよ。

目次

■京都府宇治市「三室戸寺」とは?

■京都府宇治市「三室戸寺」の歴史

■京都府宇治市「三室戸寺」の見どころ

■京都府宇治市「三室戸寺」の口コミ

■まとめ


■京都府宇治市「三室戸寺」とは?

写真 KYOTREAT編集部撮影

「三室戸寺」は、京都府宇治市にある本山修験宗の別格本山の寺院です。本尊は千手観音菩薩。

奈良時代の頃に光仁天皇の勅願によって建てられたと言われており、貴族からの崇敬を集めていました。

奈良時代当時は栄えた三室戸寺は何度か衰退も繰り返し、1814年(文化11年)に現在の本堂が再建されました。
三重塔、鐘楼、阿弥陀堂とあわせて京都府指定文化財に指定されています。境内は高低差のある広大な敷地で、じっくりと参拝したい方にオススメ。

■京都府宇治市「三室戸寺」の歴史

写真 https://kyototravels.com/guidemimurotoji/

三室戸寺の歴史は奈良時代まで遡ります。寺伝によると、天智天皇の孫である白壁王(しらかべおう)が志津川で見つけられた千手観音菩薩像を崇拝されていました。

そしてのちに光仁天皇として即位されたときに尊像は宇治に移され、勅願によって三室戸寺が建てられたのが始まりです。

第49代天皇として即位された光仁天皇を始め、花山、白河の三帝が離宮を置いたので「三室戸寺」と呼ばれるようになりました。

室町時代には伽藍炎上で大像は失っていますが、小像については「火難消除の観音様」として現在も伝えられています。
そこから槇島城の戦いなどで盛衰を繰り返し、1805年に現在の本堂が建てられました。

■京都府宇治市「三室戸寺」の見どころ

あじさい寺として有名な京都府宇治市「三室戸寺」。多くの見どころがあるので、参考にしてみてください。

○三室戸寺の「あじさい」は圧巻

写真 https://kyototravels.com/guidemimurotoji/

三室戸寺と言えば多くの方があじさいを見に参拝されます。6月中旬頃のシーズンになれば約50種20,000株以上の美しいあじさいが楽しめます。
あじさいは西洋あじさいだけでなく、七段花や額あじさいなども見ることができますのでじっくりと観察するのがオススメ。また季節によってはライトアップもあり、何とも幻想的ですよ。

○カラフルな花々

写真 KYOTREAT編集部撮影

三室戸寺はあじさい以外の多くの花々でも有名です。
例えば4月下旬〜5月上旬に見頃を迎え「ツツジ」。つつじ園では20,000株にもなるツツジが咲き誇り、紫や白、ピンクなどといったカラフルな花が咲き誇ります。

そして7月の暑い季節になってくると「蓮」もオススメ。約250鉢100種にもなる蓮が咲きます。

このように三室戸寺はあじさいだけでなく、ツツジや蓮、シャクナゲなど多くの花々で埋め尽くされる素敵なお寺なのです。季節ごとに違った表情があり、花を見て心から癒やされてみてください。

○独特な石像もたくさんある

三室戸寺の境内には多くの石像があります。
本堂へと向かう階段を上がり、右手に見えてくるのが「宇賀神」。狛蛇の姿をしており、健康長寿や金運のご利益があるそうです。
他にも「福徳兎」などもありますので、是非ご覧ください。

○御朱印

写真 https://kyototravels.com/guidemimurotoji/

せっかく三室戸寺へ参拝したならば手に入れておきたいのが御朱印。
御朱印は時期によってハンコのデザインは異なりますが、紫陽花や藤などの花のハンコが押されたら思い出になること間違いなしですね。

○宝物館の仏像

三室戸寺の宝物館には平安時代に彫刻された仏像があります。
これは、普段は非公開になっており毎月17日9:00〜と不定期に公開されています(令和5年現在宝物館修理の為、令和6年度3月末まで拝観不可)。ここでは阿弥陀如来像や阿弥陀如来三尊像などを鑑賞できます。

■京都府宇治市「三室戸寺」の口コミ

京都府宇治市「三室戸寺」の口コミを見てみましょう。

・まさにアジサイ寺と言われるのが分かる。アジサイが圧巻のお寺でした。

・境内のあじさい園が広くて、京都でもダントツの見応えだと思います。

・紫陽花がとても有名なお寺でした。蓮池もあって、紫陽花だけでなく、蓮の季節も美しいだろうなと思います。

・花のお寺。シャクナゲ、紫陽花…どれもキレイ。そして仏像もあり歴史も感じられました。

・夫婦で訪れ、穏やかな気持ちになれました。シーズン中は観光客が多いですが、美しいあじさいを楽しめました。

・あじさいがとってもきれいです。木々の下にもあじさいの園があるので、様々なところから見ることができます。

・沢山の蓮の鉢が目をひきます。心から落ち着き、癒やされました。


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三室戸寺

住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
アクセス:京阪「三室戸駅」下車より徒歩15分程度

HP:https://www.mimurotoji.com/


■まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、あじさい寺として有名な京都府宇治市「三室戸寺」の見どころや魅力についてご紹介しました。
京都の玄関口「京都駅」や京都市内中心街にある「祇園四条駅」からは電車で約40分前後。広い境内の参拝と散策をじっくりするなら最低でも1時間は確保しておきたいですね。

あじさいだけでなく、多くの花々で有名な三室戸寺に是非一度は訪れてみてください。