「京都はパンの街」という言葉を各メディアで見たり聞いたりして、そのイメージがすっかり定着しました。
しかし!パンと同じくらい今アツい存在があります。
それは焼菓子!
可愛らしい缶に様々なクッキーを詰め込んだクッキー缶が全国的にブームとなっている今、京都でもクッキー缶人気が上昇中。
また、マドレーヌやフィナンシェといった焼菓子はある程度日持ちがするので、京都の名店の味を大切な方に送りたいときにぴったり。
そこで今回は、京都人に愛される焼菓子が購入できるお店を「焼菓子専門店」と「洋菓子店」に分けて8店ご紹介します!
■目次
〈焼菓子専門店部門〉
■1.坂田焼菓子店
■2.ナカムラジェネラルストア
■3.さらさ焼菓子工房
■4.ミュルミュール
■5.スギトラ パティスリーラボ
■6.オハヨービスケット
〈洋菓子店部門〉
■7.ラ・クラシック
■8.ラマルク
■まとめ
〈焼菓子専門店部門〉
■1.坂田焼菓子店
最初にご紹介するのは、京都五花街の一つである上七軒の近くにある「坂田焼菓子店」です。
石畳が敷かれ、京都らしい風情溢れる上七軒エリアにあって、「うん?あれは?」と二度見してしまうほど目を引くブルーの建物のお店です。上七軒のバス停のすぐ東に位置しています。
店主の坂田保子さんは、もともと城陽市に工房を持たれていましたが、2012年に拠点を長崎の佐世保に移しました。そしてそののち再び京都に戻り、手作り市や卸しで展開後、2015年にこちらのお店をオープンされました。
お店で販売しているクッキーや材料をモチーフにした包装紙の可愛さも群を抜いています!坂田さんのご友人の今井麗さんが手掛けられたのだとか。ずっととっておきたくなります♪
こちらのお菓子の原点は、坂田さんが幼少期を過ごしたカナダのお菓子なのだとか。厳選された自然素材を使って焼き上げた、クッキーやスコーン、アメリカンパイがずらりと並びます。どっしりとした大きさで、まるでお母さんが作ってくれたかのような、あたたかみある素朴な美味しさが楽しめます。
筆者が好きなクッキーは、以下の4つ。
●ジンジャー(写真左)
ジンジャーアイシングがトッピングされており、生姜の風味をしっかりと感じることができるパリパリとした食感が心地よいクッキー。甘さ控え目でいくつでもいただけそうです♪
●ナッツ&チョコチップ(写真上)
見た目・食感がスコーン感覚のクッキーです。食感が楽しく香ばしいクルミやオートミール、そして少しビターなチョコチップが生地の素朴な甘みを引き立てています。
●ジャムサンド(写真下)
季節変わりの長野産のジャムがサンドされており、この時はりんごでした。控えめな甘さのクッキーの小麦粉の風味を感じたらさわやかなりんごフレーバーが追いかけてくる素朴な味わいです。
●ベア(写真右)
クマさんシェイプが目を引くかわいいクッキーです。バター・玉子の味わいがしっかりと感じられます。
そして、パイの中でのお気に入りはパンプキンパイ!かぼちゃのフィリング部分はねっとりと濃厚でまろやか。スパイス感も感じられます。パイのざっくり食感とのコントラストが楽しく、クリームとの相性も絶妙です。
ほかにも、アップルパイやチェリーパイ、キャロットケーキやバナナケーキなどおすすめがいっぱい!
夏場には、ちょっと珍しいクッキーサンドも。
北野天満宮からも近いので、天神さんに行かれる際には是非お立ち寄りください♪
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■坂田焼菓子店
HP: https://sakatayakikashiten.com/
住所:上京区今出川通六軒町西入西上善寺町181-1-1-B
電話:075-461-3997
■2.ナカムラジェネラルストア
次のお店は、京都のビジネス街・烏丸御池にある「ナカムラジェネラルストア」です。
こちらのオーナーは、ハワイのダイヤモンドヘッド・マーケット&グリルで日本人初のスコーン担当者となり、毎朝5時からなんと300~500個のスコーンをたったひとりで焼き上げていたのだとか。本場の味を熟知されている方なんです。
「ジェネラルストア」とは、ハワイで言うところの雑貨屋さん。なんでも売っている昔版のコンビニといったところでしょうか。
「ナカムラジェネラルストア」は、ジェネラルストアのような雑貨屋さんではないのですが、ジェネラルストアのように、地域のコミュニティのような存在になりたいという想いを込めてこの名前にしたそうです。
店内には、洋書やアメリカのキャラクターのフィギュアなどが飾られ、まるで本当にハワイにいるかのような気分に浸ることができます。
京都に本店を構えていますが、湘南・新宿ルミネの「Pacific DRIVE-IN(パシフィック ドライブイン)」や、中目黒の「RIVERSIDE CLUB (リバーサイドクラブ)」でもスコーンが販売されています。
イチオシはなんと言っても「ブルーベリークリームチーズスコーン」。
アフタヌーンティー等で提供されるイングリッシュスコーンとは見た目も味も異なります。
生地はバターたっぷりでとってもリッチ。そこにフルーツやクリームチーズを混ぜ込み、外はカリっと、中はしっとり焼き上げられています。初めていただいた時は、「え?これがスコーン?」と、淡白でぱさぱさ感の強いイングリッシュスコーンとの違いにびっくりしました。ジューシーなブルーベリー、豊かなクリームチーズのコクと相まって至福の美味しさです。このほか、バナナクリームチーズスコーンやマンゴークリームチーズスコーンもお試しいただきたいですね。
「バナナとクルミのブラウニー」もおススメです★
ブラウニーと言えばアメリカのホームメイドスイーツとしてお馴染みのチョコレートケーキですが、こちらは濃厚なチョコレートのおいしさが楽しめる甘さ控えめの生地にバナナの風味が活きていて、深煎りのコーヒーとの相性が最高!
また、少し珍しいところでは「コーンブレッド」をお試しになってはいかがでしょうか?
アメリカの伝統的なクイックブレッドの1つで、コーンを砕いたコーングリッツを使ったものです。バターは使わずキャノーラ油で作られているので、あっさりとしていて食べ飽きしません。
生地はしっとりした口あたりで、コーンの香りが豊か~。そしてコーングリッツのプチプチ食感が良いアクセントになっています。老若男女に愛されそうなほっこりとしたおいしさです。
完熟バナナをたっぷり練りこんだバナナブレッドも鉄板のクオリティです。
パイも美味しいですよ~。旬の食材を用い、秋冬はアップルパイ、春夏はチェリーパイが焼かれますので、季節の味をご堪能ください♪
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■ナカムラジェネラルストア
HP:http://nakagene.com/index.html
住所:京都市中京区室町押小路西入ル蛸薬師町293-1
電話:090-3652-0454
■3.さらさ焼菓子工房
次にご紹介するのは、「さらさ焼菓子工房」です。
こちらがあるのは、二条城にほど近い三条会商店街。三条会商店街と言えば、西日本最大級の全長800メートルのアーケードショッピング街です。
昔ながらの商店と、町家を改装したカフェや雑貨屋、美容院などが立ち並び、商店街の中には祇園祭発祥の八坂神社又旅社もあるので、お散策にもおすすめ。また、商店街周辺には二条城・神泉苑・二条陣屋・武信稲荷神社などがあるので、一度訪れていただくと楽しい商店街です。
こちらのお菓子は、手作り感あふれるアメリカンスタイルの焼菓子。
中でも、是非とも召し上がっていただきたいのが「キャロットケーキ」です。
新鮮な人参をたっぷり使用していて、くるみ、シナモン、ココナッツも入っているので、食感が楽しく香りも豊かなんです。一見ずっしりとしていますが、生地自体は軽く、トッピングされているクリームチーズも甘さ控えめなので不思議とパクパクいただけてしまいます。
アメリカンスタイルと言えば、焼きっぱなしのクッキーです。大ぶりでサクっとしっかりとした食感があり、チョコがゴロゴロと入っています。豊かな甘さがアメリカンで、こちらもドリップコーヒーにぴったり!
子供から大人まで、みんな大好きなスイーツですよね。
また、今空前のブームとなっているクッキー缶にも注目です。
写真の商品は12.4×12.4cmサイズで、代表的なクッキー5種(バニラクッキー・カシューナッツとチョコレートライ麦クッキー・チョコチップクッキー・ピーナッツバターオートミールクッキー・コーヒークッキー)の詰め合わせです。
お手頃サイズでお値段も良心的。クッキー缶って、え?と法外では?と思うお値段のものもあるなか、さらささんはおいしいのにリーズナブルなところも大好きです。
さらさ焼菓子工房は、京都市内で6つのカフェなどを展開する「さらさ」グループのお店です。古い銭湯を改装した「さらさ西陣」など個性的で、くつろいだ雰囲気の居心地の良い空間と、美味しい食事で京都っ子たちに愛されています。他のさらさのお店でも焼菓子工房のスイーツをいただけたり、購入できたりするので、是非足を運んでみてください★
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■さらさ焼菓子工房
HP:https://www.cafe-sarasa.com/
住所:京都市中京区御供町309
電話:075-822-1600
さらさグループのお店を紹介しているこちらの記事もぜひチェックです!
→京都の銭湯リノベカフェへ。なんだか落ち着く昭和レトロ空間を楽しむ
→夜の京都観光の後におすすめ!のんびり過ごせる夜カフェ教えます
■4.ミュルミュール
続いては、上京区の住宅街、寺之内通小川通下がったところに佇む「ミュルミュール」。
白を基調としたスタイリッシュなデザインが目を引きます。
妹さんがお菓子をつくり、お姉さんが接客を担当されている姉妹で営むお店です。自分たちが好きなお菓子だけを作り、販売されているのだとか。通販からスタートし、イベント出店などを経てこの西陣エリアにオープンしました。
「ミュルミュール」とは、フランス語で〝ぶつぶつ呟く〟という意味だそう。文字通り、お2人は昔からいろいろなお菓子を食べては、『こっちがおいしい』『もっと、こうなら』と話し合い、新しいお菓子を創りだしていらっしゃるのだとか。
木曜と土曜のみの週2日の営業で、開店前から行列ができる人気店です。
いくつか代表的な商品をご紹介しましょう!他のお店であまり見かけないのが、このトゥルトゥピレネーです。ピレネー山脈の山の形を模した、大きなブリオシュ型で焼いたお菓子で、その特徴はたくさんの餡が配合されていること。白餡を生地に混ぜたプレーンやこし餡を混ぜたチョコレートなどがあります。写真は、「トゥルトゥピレネー シトロン」。こちらにも白餡がたっぷりと配合されており、しっとり食感とレモンの爽やかなコンビネーションがたまりません。
「木の実のタルト」も、他のお店にはない味わい。
ざっくざくの木の実たちを噛みしめる度に様々な食感が楽しく、香ばしさ炸裂!またタルト生地がリッチで美味しいんです。そしてこちら、お店の前にある、クラフトビール工房 ウッドミルブルワリー・京都さんの「コーヒースタウト」と相性ぴったり。
タップルームで、ご自宅で是非ペアリングを楽しんでみてください。
また、11月頃から春先までの時期のお楽しみが「タルトタタン」です。
お店を始めるきっかけとなったのがこのタルトタタンなのだとか。20年以上青森の農家から取り寄せている紅玉を1台あたりに10〜12個も使用。じっくりと煮詰めて、まわりが焦げて黒くなるまで焼き上げていきます。カラメルのような濃厚な風味があり、りんごの美味しさがぎゅぎゅっと詰まってます。
少しあたためてバニラアイスをトッピングしていただくと、それはもう至福の時間!
シーズンになったら是非お試しいただきたい逸品です。
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■ミュルミュール
HP:http://www.instagram.com/lemurmure.cakes/?hl=ja
住所:京都市上京区挽木町518(寺之内通小川通下ル)
電話:なし
■5.スギトラ パティスリーラボ
次のお店は「スギトラ パティスリーラボ」。
スギトラさんは、河原町三条、寺町と新京極商店街の間に「SUGiTORA菓子屋店」という名前のお店を展開されていて、1階ではジェラート等をテイクアウトで、2階ではパフェ等をイートインで提供されています。
もともとは、その地でスギトラ果実店という果実店を営まれていたのですが、常連さんに惜しまれながら、2008年に閉店。しかし2017年にジェラート屋SUGiTORAとしてカムバック!
オーナーシェフの杉田氏は、「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2015」に日本代表で出場し銀メダルを獲得された実力派なので、隠れ家のような落ち着いた雰囲気の店内で、オリジナルの斬新なパフェや美味しいワインを味わうことができます。
このパティスリー・ラボはがそのスギトラが手掛ける焼き菓子専門店です。
コンセプトは、毎日食べても飽きのこない普段のおやつで食べる焼き菓子なのだとか。
お店に入ると、お菓子を焼き上げるバターの香りにうっとり。正面のカウンターには、マドレーヌやパウンドケーキ、ダックワーズ、クッキーなどがところ狭しと並んでいます。
筆者が大好きなのは、フィナンシェです。
しっかりと焼き上げられたフィナンシェは、バターの香り豊かで、アーモンドの甘みがふわっと香る正統派。
外はしっかり、中はふんわり食感でクセになるおいしさです。
もう1つのおすすめは、メレンゲクッキーです。ストロベリーとレモンの2種のフレーバーがあり、サックリ食感とさわやかなフルーティさが楽しめます。
同じフレーバーの「ジャンピングとらちゃん」クッキーも入っていて、見た目もとってもキュートなので、ちょっとしたギフトにも重宝しますよ!
また、こちらのクッキー缶も見逃し厳禁!です。
緑茶とレモングラスやバニラ、チョコ等のサブレ、フロランタン、ブールドネージュ、ガレットブルトンヌ、メレンゲ、ジェラートシェイプのクッキーなど、バリエーション豊かな焼菓子たちがぎゅっと詰まった、まるで宝石箱のような一品。筆者は友人に贈りましたが、正統派のおいしさと見栄えの良さの両方を兼ね備えたこちら、大好評でした。オンラインショップでも販売されています。
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■スギトラ パティスリーラボ(2023年7月現在休業中)
HP:https://www.sugitora.com/patisserie-labo
住所:京都市左京区一乗寺梅ノ木町56-1
電話:075-708-5058
■6.オハヨービスケット
次のお店は「オハヨービスケット」です。
2023年3月に8周年を迎えたこちらのお店は、京都市営地下鉄烏丸線今出川駅より徒歩15分のところにある、白の外観に茶色の扉のかわいい洋菓子店です。
サブレ、マカロン、タルト、スコーン、レーズンサンドなどフランスの伝統的な郷土菓子が種類豊富に並んでおり、本格的なお菓子が可愛らしくディスプレイされています。
代表的なメニューの1つが「キャロットケーキ」です。しっかりとした食感の生地にはシナモンとナツメグがきいています。生地を覆うのはクリームチーズで、トッピングされた香ばしいナッツの風味がクリームチーズと相性ぴったり!
リピーターの多い逸品です。
「レーズンサンド」(写真右)は、ビスケットの中にラム酒漬けのレーズンとホワイトチョコレート入りのバタークリームがサンドされた一品。このクリームが、他にはない、クセになるおいしさなんです!キュートなルックスとバターの深い味わいがおうちでのカフェタイムを豊かなものにしてくれます。
「リュネット」(写真左)は、フランス語で眼鏡という意味。フランボワーズジャムがリーフ型のソフトなサブレにサンドされています。白い粉砂糖に紅いフランボワーズジャムが映え、サックリサブレとほどよい酸味のジャムが絶妙です。
甘さ控えめで日持ちするので、親しい方へのギフトにもぴったりのアイテムです。
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■オハヨービスケット
HP:https://www.facebook.com/OHAYObiscuit/
住所:京都市上京区油橋詰町96-2
電話:075-411-9179
〈洋菓子店部門〉
■7.ラ・クラシック
続いては、パティスリーの焼菓子をご紹介していきましょう!
まずは、下鴨の「ラ・クラシック」です。
ラ・クラシックは、世界遺産・下鴨神社の程近くにあるパティスリー。
今はなき京都の名店「オ・グルニエドール」にて、西原金蔵シェフの下で12年修行され、スーシェフとして活躍されてきた加藤シェフが2018年8月にオープンされたお店です。
ケーキや焼き菓子、コンフィチュールなどの品揃えは、どれも素朴でシンプルながら、味わい深いものばかりの名店。
お店に入ると、左手には様々なクッキーやムラングが並べられています。
「クッキーの詰め合わせ」は、素朴ながら間違いのない美味しさで、特に女性からの人気が高いとのこと。
ショコラサブレにキャラメルがサンドされ、ほんのり塩が効いている「サブレ ショコラ キャラメル サレ」も大人気だそうです。また、「レモンケーキ」も人気商品で、シェフと同じくグルニエドールでパティシエールを務められた奥様の力作なのだとか。キャンディー状の包みが目を引きます。いただいてみると、酸味も香りもおだやかな三重県産のレモンの皮と果汁が爽やか!バターケーキに薄くかけられた砂糖衣(グラス・ア・ロー)の甘味と食感が心地良く、この店のシンボル的存在と言えます。
クッキー缶も正統派です。幼い頃からクッキー缶に憧れを持たれていたという加藤さんご夫妻が3年をかけて作り上げられたこだわりのクッキー缶。食べる人に楽しんで欲しいという思いが込められた満足感たっぷりのラインナップ。重さは500グラムとずっしりです。
こちらの特徴を一言で言えば、レトロな雰囲気と華やかさが融合した、素材の良さが表現されているクッキー缶。
14種のクッキーが入っています。
レトロ感を醸し出しているのが、赤色の「ドレンチェリー」や緑色の「アンゼリカ」がちょこんとのったクッキー。
真っ白で目を引く「プレッツェル」の形のクッキーも奥様の思いからなのだとか。
シンプルなサブレバニーユは、発酵バターと小麦の香りを楽しむことができます。サクッとした食感がたまりません。
子ぶたをかたどったアイシングクッキーは、爽やかなレモン風味。紅茶とも好相性です。
また、シンプルながらも洗練された10種類ほどの生菓子も常時販売。
旬のフルーツを使ったショートケーキは、季節のお楽しみです。かなりしっかりとした弾力のある生地が特徴。濃厚な生クリームやフルーツのフレッシュ感とのバランスが絶妙です。
フランス産の栗とイタリア産の焼き栗をブレンドした秋の人気商品「モンブラン」や、店の名を冠したスペシャリテ「シュークラシック」もおすすめ。たっぷりの濃厚クリームと、コクがありながら驚くほどなめらかな舌触り、サクサクとした食感と香ばしさが特徴です。
店内にはイートインスペースが設けられており、クラシカルな空間でスイーツが楽しめます。
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■ラ・クラシック
HP:https://www.instagram.com/laklassique/
住所:京都市左京区下鴨森本町13-9 糺の森ビル本館1階
電話:075-746-3059
■8.ラマルク
次のお店は、今出川駅から徒歩約6分、今出川通を西へ、新町通との交差点を南へ下がったところにある「ラマルク」です。同志社大学や御所に程近い場所にあります。
2019年5月にホテルグランヴィア京都やパリ、東京、大阪などで修業を重ねたシェフパティシエの吉田達哉さんが、同じくパティシエである奥様と一緒にオープンされたお店なんです。
入って右手にはテイクアウトの焼き菓子がずらりと並んでいます。
レモンのサブレ「オワゾー ドゥ ボヌール」は“幸せの鳥”という意味。奥様が鳥モチーフがお好きなことから誕生したのだとか。そのかわいらしい姿から、雑誌の表紙を飾ったこともあるそうです。
また、ケークオランジュやフィナンシェ、マドレーヌなど、種類豊富で本格的な味わいの焼菓子が多数用意されています。特にフィナンシェは焼き込まれていて、アーモンドプードルの風味・食感がしっかりしており、とても好みの美味しさでした。
生菓子の代表作は、抹茶のオペラ「華やぐ森の香り」。抹茶の生地と抹茶のバタークリームを交互に重ねており、チョコレートクリームにグレープフルーツの果汁を、下の層に果皮を練り込んで、グレープフルーツの程よい苦みが加えられています。
ロッテの「チョコパイ」とこちらの「抹茶のオペラケーキ」がコラボした商品が発売されるなど、メディアでも話題になった一品です。
また、パッケージもユニークで、ケーキをテイクアウトすると、紙袋ではなく風呂敷で包んでもらえます。白地に緑のロゴが映え、贈り物にもぴったりです!
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■ラマルク
HP:https://www.instagram.com/lamarckkyoto/
住所:京都市上京区今出川通新町西入ル弁財天町333-1
電話:075-496-8548
■まとめ
焼菓子は、常温で持ち歩けて崩れ辛いので、お土産にも最適。
京都は焼菓子シーンも多いに盛り上がっています♪
是非観光の合間に立ち寄って、各名店の珠玉の品々をお楽しみください。